人気マンガ「MAJOR」のゲームが話題、「あのクソゲー」超えか。

2008/12/12 22:29 Written by コジマ

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プロ野球選手を父に持つ少年が、数々の困難を乗り越え成長していく姿を描いたマンガ「MAJOR」。連載開始から14年を経た現在も「週刊少年サンデー」(小学館)誌上で物語は続いており、単行本は同誌の最多巻数を記録、04年にはアニメ化され、今年12月13日からは劇場版が公開されるなど、野球マンガの中でも屈指の人気を誇っている。

現在、主人公の茂野(本田)吾郎は米大リーグで抑え投手として活躍しているが、その舞台を題材にしたWii向けゲーム「メジャー Wii パーフェクトクローザー」(タカラトミー)がネット上で話題になっている。どうやら内容について酷評を浴びているようで、ゲーム誌「ファミ通」で計12点という最低の評価を下されたゲームある「『プロゴルファー猿』を超えた」や「伝説のクソゲー」との声も上がっているほどだ。

同ソフトは今年2月発売のWii向けゲーム「メジャーWii 投げろ!ジャイロボール」の続編で、12月11日に発売されたばかり。3D化された吾郎ら選手を操ってチームを優勝に導いていく内容で、「モーションキャプチャーを導入した躍動感あふれる選手の動きを再現」するなど、「本格野球ゲームを追求」したのだという。

ところが、「ニコニコ動画」に「その5」までアップされているプレー動画には、長過ぎるバットや変化のないBGMのほか、ストライク以外投げられない、自身が攻撃のとき盗塁をコンピュータが勝手にする、ファールグラウンドに切れる打球を野手よりも捕手があり得ない速度で追いかける、ベンチに誰もいないなど、内容からディテールに至るまで酷評が殺到している。

さらに、まれに打者と主審が投手に背を向けたり、右打者が左打席に立ってベースと逆側に構えたりといったバグの報告も。前作も同じ意味で話題になったが、それを超える内容に「(ファミコンソフトの)『ベースボール』や『ファミスタ』って偉大だったんだな。ボール球が投げられるもの」との声が散見される。これらのことから、同ソフトに「プロゴルファー猿」を超える計15点の評価を下した「ファミ通」への批判も出ているようだ。

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