2008年ハリウッド女優の出演料、ジュリア・ロバーツ復帰も首位陥落。

2008/12/10 22:55 Written by コジマ

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昨年11月に始まった米脚本家組合ストライキの影響で大打撃を受けたハリウッド。映画やテレビドラマの撮影遅延やアカデミー賞授賞式の開催危機のほか、関連企業やハリウッド周辺の飲食店などで失業者が続出した。さらに、今年9月には世界金融危機が発生しており、ハリウッドも大打撃を受けているようだ。

こうした中で、毎年恒例の米芸能誌ハリウッド・リポーターによる「ハリウッド女優の映画出演料ランキング」が発表されたが、不況のあおりを受けてか全体的に低調となっている。

今年の注目と言えば、ジュリア・ロバーツの本格復帰だろう。2002〜05年まで出演料2000万ドルで1位に君臨し、昨年は7位にとどまっていたものの、本格復帰によって出演料ランキングでも王座へ返り咲くことが予想されていた。

ところが、今年のトップは映画「ウォンテッド」が世界興行収入10億ドル(約925億円)を記録し、1500万ドル(約14億円)以上の収入を獲得したアンジェリーナ・ジョリー。同誌は、「ウォンテッド」続編の出演料が2000万ドル(約19億円)に伸びるとも予想している。ジュリア・ロバーツといえども、彼女の勢いは止められなかったようだ。とはいえ、ジュリア・ロバーツも同額の1500万ドル以上で2位につけている。

3位は前回トップだったリース・ウィザースプーンの約1400万ドル(約13億円)、4位はキャメロン・ディアスの約1000万ドル(約9億3000万円)と常連が続いているが、5位のキャサリン・ハイグルや6位のケイト・ハドソンらは初のランキング上位入りを果たした。キャサリン・ハイグルはテレビドラマ「グレイズ・アナトミー」の出演料でも1エピソードにつき22万5000ドル(約2000万円)の収入を得ているという。

また、同誌は女性芸能関係者100人のランキング「Power 100 Women In Entertainment」も発表しているが、アンジェリーナ・ジョリーは24位。ハリウッド女優でただ1人のランクインだった。また、米テレビドラマ「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」でブレイクしたティーンアイドル、マイリー・サイラスも100位に入っている。


◎ハリウッド女優の映画出演料ランキング2008(ハリウッド・リポーター誌調べ)
1位(↑) アンジェリーナ・ジョリー
2位(↑) ジュリア・ロバーツ
3位(↓) リース・ウィザースプーン
4位(↓) キャメロン・ディアス
5位(−) キャサリン・ハイグル
6位(−) ケイト・ハドソン
7位(−) アン・ハサウェイ
8位(−) ジェニファー・アニストン
※(−)はトップ10圏外からのランクイン

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