ブログで意気込みを語る「M-1グランプリ2008」決勝進出者たち。

2008/12/09 07:18 Written by Narinari.com編集部

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史上最高のエントリー数4,489組の激戦を勝ち抜き、12月21日に行われる「M-1グランプリ2008」決勝へとコマを進めた8組のお笑い芸人たち。その中にはブログを開設している芸人も多いが、各人のブログでは決勝進出を決めた感想や、決勝への意気込みといった“本音”がどのようにつづられているのか、少し見ていくことにしよう。

昨年に続き2年連続で決勝に進出したキングコングの西野亮廣は、12月9日付けでエントリー「よし、やるか。」を更新。なぜ「M-1グランプリ」に出場するのか、その理由を一通り説明したあと、現在の心境を「去年に比べ今年は少し肩の力が抜けている。これがいい感じなのか、そうでないのかは結果が出てみないと分からない事なんだけれど、なんだか決勝戦を楽しめそうな気がボンヤリとするんだ」と述べている。また、昨年の決勝で敗れ、コンビ結成10年以内の規定により今年から出場できなくなったトータルテンボスの藤田憲右から、「優勝しろ」とメールをもらったエピソードを披露。その激励に応えるためにも、「21日にはいい知らせを持って行きたいもんだ」と決意をにじませている。

決勝は初進出ながら、コンビ結成10年目の今年が最後の挑戦となるザ・パンチは、12月9日付けでエントリー「遅くなりましたが、報告であります」を更新。決勝進出について、率直に「ひたすらうれしいです。たくさんの人に感謝です」と喜びをつづっている。21日の決勝は「今ぼく達にできることを精一杯やれたら」と思っているそうだ。

同じく決勝初進出のナイツは、8組中2組しかいない“非吉本興業組”(マセキ芸能社)。ツッコミ担当の土屋伸之は、決勝には「チャレンジャーとして悔いのないよう全力でぶつかって参ります」と全力投球を誓っている。

これまで4度準決勝まで進みながら、決勝には進むことができずにいたNON STYLEも、決勝初進出組。ボケ担当の石田明は「涙がとまらないんす」と、なかなかたどり着けなかった決勝に初めて進出できた安心感からか、ファイナリストが発表されたときに自然と涙がこみ上げてきたという。また、お世話になってきた吉本興業の社員やテレビ局の人たち、マネージャーや広報などの優しい視線を感じ号泣し、さらに友達からのメール、家族からのねぎらい、ブログのコメントで涙が止まらず、「とことん泣いた。もう十分泣いた」。そして「気を引き締めて恩返しにむかってがんばります。いえ、恩返しします」と、決勝は“恩返し”がテーマとなるようだ。

過去の優勝者がそうであったように、優勝するのとしないのとではメディアへの露出度が天地ほどの違いがあり、その後の芸人人生を大きく左右することになる「M-1グランプリ」。果たして、今年の頂点に立つのはどの芸人だろうか。

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