公道でバナナの皮投げも、実写版「マリオカート」がネットで話題に。

2008/12/05 23:45 Written by コジマ

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「マリオブラザーズ」の人気キャラクターたちを操り、ライバルの妨害などをかいくぐりながら腕を競うレースゲーム「マリオカート」シリーズ。1992年に発売された第1作の「スーパーファミコン」版、続く96年発売の第2作「NINTENDO64」版はそれぞれのハードで歴代最高売り上げソフトになり、「ニンテンドーDS」や「Wii」でも発売されるなど、もはや説明不要の人気ソフトだ。

そんな「マリオカート」を公道で再現した動画が「YouTube」や「ニコニコ動画」などに投稿され、ネットで話題になっている。この無謀な挑戦をしている人物は、フランス人のレミ・ガイヤールさん。これまでも、公共の場で“1人オリンピック”に挑戦したり、アメリカンフットボールのタッチダウンをしてみたりなど、その奇行でフランスでは有名人だという。また、動画投稿サイトで人気になっているほか、テレビ番組で紹介されたこともあり、レミさんの名前は日本にもとどろいているようだ。

今回話題になっているのは、YouTubeで「MARIO KART (REMI GAILLARD)」との題名が付けられている動画。本物そっくりのタイトル画面やキャラクター選択画面を経てゲームをスタートすると、マリオに扮してレーシングカートに乗ったレミさんが実際の公道に登場。BGMや効果音もゲームのものを使用しており、臨場感あふれる作りとなっている。

実際の信号が「青」に変わると同時にスタートすると、クルマ行き交う街中をカートで大爆走。走りながら、画面上にバナナが表示されると並走するクルマにバナナの皮を撒き散らし、キノコが表示されると加速して前のクルマを追い抜くなど、まさにやりたい放題だ。

凱旋門でゴールし、見物人に満面の笑みをたたえて手を振るレミさん。しかし、日本同様にフランスでもこうした“暴挙”は許されないようで、あえなく御用となった姿が収められている。ところが警察の取り調べ中、画面上に“無敵アイテム”である「スーパースター」が表示され、レミさんは逃走した。

この動画が投稿されてからまだ2日しか経過していないにもかかわらず、12月5日現在でYouTubeでは13万回以上、ニコニコ動画でも5万回近く再生されているほどの人気ぶり。危険であることや周囲への迷惑を指摘する声も少なくないが、レミさんの「次回作」を期待する人が多いようだ。

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