「美人すぎる」藤川市議、後援会長らが公職選挙法違反などで告発。

2008/12/01 23:23 Written by コジマ

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今年1月に「いくらなんでも美人すぎる」とネット上で話題になり、今春には「週刊文春」のグラビアページにも登場するなど、瞬く間に全国区の人気者になった青森県・八戸市の藤川優里市議。11月19日には「藤川ゆり」名義で写真集とDVDをリリースし、DVDは2324枚以上を売り上げて12月1日付オリコン週間ランキングのアイドル・イメージDVD部門で堂々の1位を獲得した(DVDランキング全体では41位)。

この写真集とDVDでは、「地元・八戸市のPRになるなら」と文字通りひと肌脱いで水着姿も披露。国内はもちろん、海を越えて中国でも話題になるほどの反響を呼んでいるが、発売が決定してから地元では「水着とはいったい何事だ」といった抗議の電話が寄せらるなど、反発も招いている。その中でも特に苦言を呈していた藤川市議の後援会会長を務める佐々木聡氏が、公職選挙法違反で同市議を告発したことが明らかになった。

佐々木氏によると、藤川市議は「党から支給されるお金ってのが、年に20万(円)ほどあるが、それしか記載されてないと。寄付金があれだけ殺到したという話があったのに、これはおかしいのではというご指摘」(FNNニュースより)があり、メディアの取材で受け取ったギャラなどを収支報告書に記載していなかったという。そのため、地元オンブズマン代表と連名で地元警察に告発状を提出した。

佐々木氏は写真集とDVDの発売を受けてすでに後援会の解散も決定しているが、FNNニュースの取材に対して「多少ルックスが良いということで、身の程を知らないようなギャラを請求してですね、いわゆる芸能活動みたいなことをしてですよ、ギャラをいただいて、政務に全く身を入れないのは論外。そういうことをしてもらうために後援をしたわけではないし、有権者の皆さまにご支持を訴えたわけでもない。全く邪道であるということですね。確かにあきれて物も言えない状況」と怒りをあらわにしている。

また、写真集とDVDの内容についても「現職市議会議員がですね、白いビキニを着てですよ、当初お話にあった観光DVDという企画からは、えらく外れているのではないかと」(FNNニュースより)と改めて苦言を述べている。

以前にも、学生時代にバラエティ番組で水着姿になり「雪相撲」をとったことが物議をかもした藤川市議。話題になったことで八戸市のPRになったのは事実だが、告発の内容が本当ならば地元でさらなる反発を招くことが予想される。

一方、ネットでは藤川市議を擁護する声が強く、「雑誌の取材やDVD契約の収入を政治活動資金の収支報告書に記載しなければならないものなのか?」「取材受けたの今年だから、今年の収支報告に書けばいいんじゃないの?」「普通は告発する前に修正するよう、本人に言うべき」といった指摘もあるようだ。

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