空港封鎖でグラドルがタイから帰国できず、ブログで情報提供求める。

2008/11/29 10:14 Written by Narinari.com編集部

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昨年の「週刊ヤングサンデー『YS乙女学院』」でグランプリを獲得したのをきっかけに、芸能界デビューを果たしたグラビアアイドル・鎌田奈津美が、グラビア撮影のために渡航したタイの空港封鎖に巻き込まれ、帰国するめどが立っていないことが明らかになった。11月28日に更新された公式ブログのエントリーでは「あたしタイから帰れないかも…」「年内にも帰れないという噂も」と悲しみに暮れており、帰国する方法の情報提供を呼びかけている。

鎌田奈津美がタイに渡航したのは11月20日のこと。出発前のエントリーでは「明日からこの寒さから1週間脱出できるょ うれしすぎるっっ」とつづるなど、タイでのグラビア撮影を楽しみにしていた様子がうかがえる。予定の渡航期間は約1週間で、タイ到着後は地方のラヨーンやパタヤで撮影したあと、バンコクへ移動。「本場のタイ料理はからぁーいッッッッ!みんなでヒーヒー言いながら食べたぁー」など、楽しいひとときを過ごしている様子をブログで報告していた。

ところが11月26日に、タイの反政府団体「民主市民連合(People’s Alliance for Democracy、PAD)」がバンコクのスワンナプーム国際空港とドンムアン空港を占拠。政府が非常事態宣言を発令する混乱状態に陥り、両空港が封鎖されてしまった。これにより、日本向けを含むすべての国際便が発着できなくなってしまったため、鎌田奈津美はタイに足止めされることになる。

11月27日午前3時54分(日本時間)に更新されたエントリーでは「なんか、空港はえらいこっちゃになってるけどバンコク自体は特になんにもないっぽいょ」と現地の状況を説明。続けて21時46分には「まだタイにいます。今日の夜の飛行機だったんだけど欠航しました…30日の夕方まで欠航が決まったみたい。。。」とつづり、さらに11月28日には「あたしタイから帰れないかも…」「年内にも帰れないという噂も」と、落ち込んだ表情を浮かべた写真を添えて、帰国する方法の情報提供を読者に呼びかけている。

読者からは「空港再開はまだ先みたいだから陸路で隣国に抜けてみては?」「バンコクの南にある、ウタパオと言う空港から日本航空と全日空の特別便が出るそう」「日本大使館に連絡を取ったほうがいい」など、多数のアドバイスが寄せられている。

タイ警察は空港で座り込みを続ける「民主市民連合」との交渉を始めているものの、11月29日現在、空港封鎖が解除されたとの情報はない。警察側は強制排除の可能性もチラつかせているが、それは「最終手段」としており、まだしばらくは混乱が続く見通しだ。

ブログ読者からの情報提供にあるように、日本航空と全日空、タイ国際航空の3社は、日本向けの臨時便を海軍基地のウタパオ空港から出すことを決めている。臨時便は現地時間の11月28日から出ているようだが、タイで足止めされている日本人は1万人いるとされており、1日1〜2便程度の臨時便に鎌田奈津美が乗り込めるかどうかは不透明な状態だ。一日も早い帰国の報告が待たれる。

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