西武・大久保コーチに先発投手情報漏洩疑惑、「最新愛人」が告発。

2008/11/27 23:26 Written by コジマ

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知人女性を殴った容疑で書類送検され、一夜にしてチーム建て直しの功労者から「容疑者」に転落した西武の大久保博元・打撃コーチ。その後、週刊誌によって被害者が愛人であることやその女性との間に隠し子がいること、そのほかにも複数の愛人がいることなどが相次いで報じられ、「優勝の立役者」の株は大暴落している。

こうした報道を受けて、球団は大久保コーチに事情聴取を行ったが、西武の小林信次球団社長は「報道が事実ならば(行動を)自重してほしい」(サンケイスポーツより)としながらも、「ただプライベートの話なので、事実関係をこれ以上追及することはない」(同)と注意を与えるだけにとどめている。一方、大久保コーチは11月23日の優勝パレードや同25日の球団納会ゴルフの参加を自粛した。

そんな大久保コーチに、今度は球団の“機密”を漏洩した疑惑で出ている。これは暴行事件の被害者とは別の「最新の愛人」が「週刊新潮」に明かしたもので、大久保コーチはシーズン中、知人に先発ローテーションの情報を教えていたという。

同誌が有田沙映さん(仮名)と紹介するこの女性は20代のスレンダーな美人で、1年ほど前に以前からファンだった大久保コーチと知り合ったとのこと。以来、埼玉県所沢市のホテルで会ったり、遠征先に呼ばれたりして関係を持ち、「沙映がいなかったら生きていけないよ」「今日も勝ったよ女神様。ありがとう」などのメールが送られてきたことなどを明かしている。

しかし、この女性との関係は、8月6日を境に大久保コーチが一方的に断ち切ることになる。この日は、件の暴行事件があった日だ。2人は同日に会う約束をしていたが、大久保コーチはメールで断ってきた。納得いかない女性は、大久保コーチを電話で責めたが、「仕事だって言ってんじゃん。忙しいんだよ! もう、そういうことばっか言うから。あー、もう疲れた。もう冷めたー」(週刊新潮より)と語っている。事件によって混乱していたのかもしれない。

さらにこの女性は今季開幕直後、大久保コーチに連れて行かれた遠征先の料理屋で知人男性に会い、そこで「西武が負けたからすっちゃったよ」(同誌より)という男性に大久保コーチが楽天との3連戦の先発投手を教えていたことも明かした。女性によると、男性の“すっちゃった”額は600万から700万円だそう。30代後半のその男性に対して大久保コーチは「兄貴」と呼んで敬語を使っており、先発投手を教えたうえに「特にこの日は○○が投げるんで負けるっす」と話していたという。

この件について同誌が問い合わせたところ、球団側はノーコメントを貫いている。先発投手を事前に発表するパ・リーグだが、3連戦すべての先発ローテーションを外部に漏らしたうえに「この日は負ける」などと話すのは、球団に対する背信行為とも取れる。来季も西武に残留しそうな大久保コーチだが、新たな疑惑に球団がどんな対処をするのか注目だ。

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