デコ電にしたり、着信音を変えたりと、ケータイを自分なりにカスタマイズして楽しむユーザーは多い。次の機種変更まで少なくとも1〜2年は毎日付き合っていくからこそ、端末を“自分仕様”にカスタマイズすることで、より愛着を感じたいものだ。待ち受け画面もまた、ユーザーが自由に設定できる場所だが、IMJモバイルがそうした待ち受け画面へのユーザーの意識に関する調査を実施。結果を公表している。回答者は1,000人で、各キャリアの内訳はNTTドコモユーザーが48.6%、auが29.7%、ソフトバンクモバイルが20.9%、その他が0.8%。
まず、各キャリアが採用を始めている、いわゆる「ガジェット」(待ち受け画面上に配置できる小さなプログラム)について聞いたところ、認知度のトップはKDDI の「au one ガジェット」(36%)で、次いでソフトバンクモバイルの「ウィジット」(26%)、NTTドコモの「マチキャラ」(26%)と続いた。ただし、どの「ガジェット」も「詳細まで知っている」ユーザーは7%程度にとどまっている。
次に「きせかえ」の設定状況について聞いたところ、3割弱のユーザーに設定経験があることが分かった。男女別では「きせかえ」設定経験は女性の方が男性に比べ11ポイント高い結果に。また、キャリア別ではNTTドコモユーザーが31%、auユーザーが28%、ソフトバンクモバイルユーザーが17%となっている。
そして「ケータイの待ち受け画面に現在何を設定しているのか」を聞いたところ、トップは「携帯電話で撮影したもの」(32%)で、次いで「プリインストール」(18%)、「きせかえ」(18%)という順番になった。サイトからダウンロードしたり、自分で作成したりといったユーザーも加えた、“非プリインストール素材を使ってカスタマイズしているユーザー”は、全体の82%に上っている。
また、「待ち受け画面の変更頻度」についても聞いたところ、全体の43%が年1回以上は変更していることが明らかになった。男女別で見ると女性の変更頻度が高く、15%の女性は毎月待ち受け画面を変更するなど、女性の待ち受け画面へのこだわりがうかがえる結果となっている。