ローラ・チャンのグラビアが母国で物議、水着姿で中国旗「尻に敷く」。

2008/11/21 23:21 Written by コジマ

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中国の歌手オーディション番組「超級女声(Super Girl)」でベスト50入りしたことをきっかけに日本の芸能事務所にスカウトされ、昨年から日本でのタレント活動を始めたローラ・チャン。以来、雑誌のグラビアやバラエティ番組を中心に活躍し、母国でも逆輸入の形で人気が急上昇している。ただ、中国では台湾などと同様にグラビアアイドルという概念があまりないため、水着姿やセクシーなポーズをとる姿に「日本でAV女優として活動している」との噂が流れ、現地メディアにも報じられる騒動となった。

これに対してローラ・チャンは、ネット上にAV女優としての活動を否定する声明を発表。グラビアが「芸術写真」であることを説明するなど、騒動の鎮静化に追われた。さらに、日本でも自身のブログに「ニンテンドーDS」で遊ぶ姿を写した画像を掲載したところ、違法に入手したソフトが起動できる「マジコン」を使用しているのではないかとの噂が流れ、物議をかもしたばかりだ。

そんなローラ・チャンについて、またもや母国で騒動となっている。今度の騒動のタネは、日中の国旗を背景にしたグラビア。両国旗を敷いたソファーの上に競泳水着姿のローラ・チャンが横たわるという内容で、日本の国旗が頭側にあるのに対し、中国の国旗は下半身側にある。これが「祖国の国旗をお尻に敷くなんて不謹慎」との声が上がっているのだ。

このグラビアを紹介している中国大手ポータルサイト「網易」が読者にこのグラビアの是非を聞いたところ、「祖国の国旗に敬意を払っていない」とする意見が4070票にものぼっており、「国旗を背景にするのは良いアイデア」との肯定意見は486票にとどまった。ただ、「どうでもいい」とする声も604票を得ている。

この騒動は中国紙・大陸新聞の電子版で報じられ、日本でも中国情報サイト・レコードチャイナが紹介。日本のネットでは「どうでもいい」という意見が大半を占めているほか、「このグラビアはかわいい」との声が強い模様。また、前述の「マジコン疑惑」のほうが深刻だとする意見も少なくない。

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