羞恥心が正月特番で電撃解散? 上地の「おバカ卒業」が原因か。

2008/11/19 23:34 Written by コジマ

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フジテレビの人気番組「クイズ!ヘキサゴンII」から誕生し、瞬く間に日本を席巻したつるの剛士、野久保直樹、上地雄輔による男性ユニット、羞恥心。デビュー曲「羞恥心」、セカンドシングル「泣かないで」と立て続けにヒットを記録し、同じく「ヘキサゴンII」から誕生した女性ユニット、Paboと組んだアラジンでもシングル「陽は、また昇る」でプラチナ認定(25万枚以上)されるなど、2008年の音楽界を代表するユニットとなった。12月10日には羞恥心としての第3弾シングル「弱虫サンタ」をリリースする予定だ。

そんな羞恥心が、大晦日のNHK「紅白歌合戦」に出演したうえで来年正月に放送する「ヘキサゴン」の特番をもって解散すると、東京スポーツが11月20日付の紙面で報じている。同紙によると、上地雄輔が「おバカキャラ」からの卒業を主張したことが原因だという。

羞恥心の3人はそれぞれが個性あふれる魅力的なキャラクターだが、大ブレイクを果たしたのは上地雄輔の人気によるところが大きい。また、ブログがギネス認定されるほどの人気を博し、ドラマで主演を務めるなど、上地雄輔にとっても「ヘキサゴンII」や羞恥心でのキャラクターが転機となったのは誰もが認めるところだろう。

こうしてブレイクのきっかけとなった「おバカキャラ」だが、上地雄輔は以前から快く思っていなかったようで、「俺はバカじゃない。いつまでやればいいんだ!」(東京スポーツより)と周囲にもらしていたのだとか。そして、ついには「おバカキャラをやめさせてくれないなら、芸能界をやめる!」(同紙より)と引退をちらつかせたことから、所属事務所も対応せざるを得なくなったという。

本人の希望どおり、おバカキャラを卒業してドラマに専念することになったが、その方向に進むには羞恥心の解散は避けて通れない。そこで関係者が生みの親である島田紳助に解散の意向を伝えると、当然ながら島田紳助は「勘違いすんな、何様のつもりや」(同紙より)と激怒。「そんなに言うならやめてまえ」(同紙より)と吐き捨てるほどの剣幕だったが、解散については認めたようだ。

上地雄輔はプロモーションビデオ撮影でも楽屋に立てこもる騒動を起こしたとの情報も出ており、「以前はスタッフにも気を使えるいい子と評判だったのに、どうしてしまったのか」(同紙より)と心配する声も上がっている。裏を返せば、それほどまでに「おバカキャラ」へのストレスがたまっていたのだろう。

芸能界の各方面に多大な影響を持つ島田紳助と揉めたことで今後の活動が順調にいくかが心配されるが、フラストレーションをため込んでまで「企画モノ」感が強いユニットを続けても、上地雄輔にとってこれ以上プラスの効果をもたらすかについては疑問符がつく。元気に歌う姿を見られなくなるのは残念だが、今後は「おバカ」でない彼の活躍に注目だ。ちなみに、「Pabo」の活動は継続するという。

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