大久保コーチ暴行相手は「隠し子いる愛人」、2週刊誌が相次ぎ報道。

2008/11/19 12:37 Written by コジマ

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渡辺久信監督の強い要望で新生西武の打撃コーチに就任し、下馬評を覆して快進撃の立役者となった「デーブ大久保」こと大久保博元コーチ。メジャー流の早朝練習(アーリー・ワーク)を取り入れ、1軍と2軍の連絡を綿密にするなどの改革を行っただけでなく、5月の日本ハム戦では片岡易之内野手のサヨナラ安打に興奮して右太ももの肉離れを起こすなど、熱血、親分肌のキャラクターでチームを牽引し、日本一に輝いた際にも集合写真の中心にいた。

ところが、アジアシリーズの開幕を前日に控えた11月12日、知人女性を殴った容疑で書類送検されたことが一斉に報じられた。大久保コーチは同日に記者会見を開き、被害届が出たことを認めつつも「刑事罰を受けるようなことはしていない。殴っていない」と強く否定。しかし、事情聴取をした警察は「本人が事実を認めた」としており、14日には東京区検察庁へ書類送検されている。それが「事実」であることを裏付けるように、アジアシリーズのベンチではうつろな表情を見せ、シリーズ制覇の際も日本一に輝いたときのようにはしゃぐことはなかった。

その被害者である「知人女性」が実は7、8年以上交際が続いている愛人で、2人の間には子供までいると、11月19日発売の「週刊文春」と「週刊新潮」がそろって伝えている。両誌によると、大久保コーチはその愛人に東京都品川区のマンションを用意し、埼玉・所沢での試合の半分はそこから通っていたという。

両誌の情報を総合すると、その女性は兵庫・芦屋出身の30代後半で、大久保コーチが巨人在籍中に知り合ったのだとか。これまでも事務所の女性スタッフの自宅に泊まったことや、出張先の富山で美女と腕を組んで歩いているところを写真週刊誌に何度もスクープされるほど愛人が多い大久保コーチだが、その中でも今回の女性にはかなり入れ込んでいたようで、彼女の父親を説得して7、8年前に東京へ連れてきている。

大久保コーチには幼なじみの妻と、今夏甲子園出場が期待されて話題となった長男をはじめ3人の子供がいるが、被害女性の父親には「僕には女房がいますが、それ以上にお嬢さんを幸せにしますから」(週刊新潮より)と懇願して承諾を取り付けたそうだ。以来、公然とその女性を連れ歩き、知人にもうれしそうに紹介していたという。

その女性は今年2月に大久保コーチとの子供(男児)を出産。妻には内緒にしていたものの女性の両親が見舞いに来るなど、納得したうえでのことだったとのこと。40歳を過ぎて授かった子供に大久保コーチは夢中になり円満な状態が続いたが、西武の打撃コーチ就任から本宅どころか愛人宅もそっちのけで仕事に没頭したため、女性側にフラストレーションがたまっていくことになる。

そこで今回の事件が発生した。警察関係者によると、8月6日に女性が他の男性とキスしている写真を大久保コーチが発見したことが発端となり、お互いに叩いたり蹴ったりするケンカへ発展。ともにケガの程度が軽く、夫婦ゲンカのようなものだったことから警察は被害届の取り下げを待っていたが、示談交渉を何もしなかったことからやむを得ず事件として扱ったそうだ。ちなみに、大久保コーチの「殴っていない」という発言については、「半分は正しい。けれど、殴ってはいないが叩いたり、つねったり、噛みついたりはしているわけですよ」(週刊新潮より)としている。

女性は現在、子供を連れて実家に帰っている。連絡が取れないことから大久保コーチはストーカーのように何度も「子供に会いたい」とのメールを送ったが、女性のほうが怖くなり、いまは父親を通して連絡を取っている模様。女性は別れるつもりでいるようだ。

これだけでも衝撃の事実だが、両誌によるとこの女性以外に所沢や広島など各地に愛人がいるという。「週刊新潮」は、広島の愛人の間にも4、5歳になる子供がいて、「コンドームをつけてたから俺の子供ではない」(同誌より)と揉めて現在も認知していないものの、毎月10万円ほどの養育費を支払っているとしている。また「一度、“俺の女”になった途端、態度を豹変させる。彼は女を隷属させる。(中略)自分の気に障ることをしたら、平手打ちやどつく位は当たり前みたいだね」(同誌より)との証言もあり、女性に対する暴力も日常化しているようだ。

さらに「週刊文春」は、遠征先で頻繁に地元の女性と合コンすること、西武ドームの階段を昇る際に女性記者を選んで抱きつくように寄りかかること、テレビ局の女子アナに「お前、セックスしているのか?」が挨拶がわりだったこと、高校時代に先輩の彼女に対して公衆便所でコンドームをつけつつ「ここまでしてんだから、やらせろ!」と強引に迫ったことを深夜番組で披露したなどのエピソードを、関係者の証言として紹介している。こうした“前科”があるため、スポーツ紙記者の間ではコーチ就任直後からスキャンダルが出るのは時間の問題と噂されていたという。

Bクラス落ちした古巣の再建に貢献した大久保コーチだが、今回の事件について西武の選手たちもあきれ返っている模様。また、ヒラム・ボカチカ外野手との口論以来、チーム内に同コーチへの不満が募っているとも報じられた。「オンナ狂い」に加え、女性でも選手でも自分に歯向かう者には容赦ない性格は、今後も災いのタネとなりそうだ。

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