YUI活動休止の理由は「詞なんて書きたくない」? スザンヌにも相談。

2008/11/13 23:57 Written by コジマ

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今年8月に、自身の公式サイトで11月のアルバム発売後から一時活動休止することを発表したシンガー・ソングライターのYUI。人気絶頂の中で突然の休業宣言は多くのファンを驚かせたが、本人の宣言どおり制作活動は続けているようで、以前より頻度は減ったものの公式サイトの日記の更新も継続している。

この休業についてネットでは「結婚・妊娠」との噂が飛び交っていたが、プロデューサーの近藤ひさし氏が自身のブログで否定。近藤氏は、2005年のデビューからひた走ってきたYUIに対して「とにかく少し休ませてあげたいと僕もいま心から思っています」ともつづっていた。

そんなYUI一時休業の“真相”について、11月13日発売の「週刊文春」が迫っている。同誌によると、自身の音楽活動について悩んだ末に「もう詞なんて書きたくない」と、事務所の方針に不満を爆発させていたのだという。

デビュー曲がいきなり月9ドラマの主題歌に抜擢され、一気にスターダムへ駆け登ったYUI。その後も出す曲すべてがヒットしているが、こうしたヒットの背景にタイアップがあることは否めないだろう。これまでにリリースしたシングルは「YUI for 雨音薫」名義の「Good-bye days」を含めて12タイトルだが、そのうちタイアップ曲は9つにのぼる。

しかし、福岡市天神の路上での弾き語りでミュージシャンとしてのキャリアをスタートした彼女にとって、こうしたタイアップ曲を書くことに不満が募っていたようだ。また、06年に映画「タイヨウのうた」で女優デビューし、日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞したが、女優活動も本位ではなかったという。

こうして、自分のペースで曲作りができなくなったことに悩んだYUIは、ついに爆発。今年の夏頃には「もう詞なんて書きたくない」「事務所を辞めたい」(同誌より)と公言するようになったのだとか。そんなYUIの希望を汲み、所属事務所のスターダストはアルバム『MY SHORT STORIES』を最後に1年間「充電」することを承諾したという。

自らの一時休養を勝ち取ったYUIだが、休養期間中は大親友であるスザンヌと場末のカラオケ・スナックに繰り出しているとのこと。スザンヌとは福岡の音楽学校で知り合い、同学年でともに高校を中退しているなど共通点があることから、単身上京したうえに人付き合いが下手だというYUIにとって数少ない心を許せる相手になっているようだ。

カラオケ・スナックの常連客によると、YUIとスザンヌはカラオケを歌って楽しむほか、「将来のことについて『このままでいいのか』と話し合ったりもしていますよ」(同誌より)という。また、スザンヌに比べてYUIは疲れた表情を見せることが多かったそうで、自身の活動について悩み憔悴していたのかもしれない。今回のリフレッシュによって、元気な姿に戻ることが期待される。

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