子供にお酒を飲ませてビデオ撮影、母と義父に逮捕状も行方くらます。

2008/11/13 14:24 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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他人の飲み物にこっそりアルコールや薬物を入れる行為のことを、英語では「ドリンク・スパイキング」と言います。「軽いイタズラ」では済まされず、オーストラリアや英国のように犯罪行為となる国もあり、有罪になると懲役2年の実刑判決を受ける場合もあるそうです。

このドリンク・スパイキング、女性が被害者になることが多いのですが、今回オーストラリアで被害を受けたのは、なんと生後18か月の幼児。しかもその子供にお酒を飲ませたのは、親だったというから驚きです。

なんでも20歳の母親と25歳の義父は、幼い子供にお酒を飲ませたらどうなるのか、と面白半分で飲み物にウォッカを混ぜ、さらに酔っ払った様子をビデオに収めました。また、このビデオをネットで公開するなど、自分たちの行為が悪いことだという認識は全くなかったようです。

しかし、ビデオの存在を知った人々が警察に通報したため、夫婦の身元はすぐに割り出され、彼らにはドリンク・スパイキングと児童虐待の罪で逮捕状が出されました。ところが裁判所への出頭予定日に夫婦は現れず、警察では再度指名手配をして彼らの行く手を捜しているそうです。

動画共有サイトの人気と共に、いろいろな自作ビデオをインターネットで公開する人が増えました。でも、注目を浴びることだけに気持ちが行ってしまい、自身の行為の是非に気がつかない人も、多くなっているのかもしれませんね。

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