高橋ジョージが明かす“印税長者”生活、22億円をわずか3年で散財。

2008/11/11 23:14 Written by コジマ

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日本中に衝撃を走らせた小室哲哉の転落。今年2月に日本テレビ系「ミヤネ屋」内で発表された芸能人の「生涯収入ランキング」によると、小室哲哉の収入は96億6270万円とダントツのトップだった。また、約1年半前の「週刊プレイボーイ」に掲載されたインタビューでは、「通帳って99億円までしか記帳されないんです。(スペースが足りなくて)100億円以上は入らないから」と“絶頂期”を振り返っていたが、莫大な資産をすべて使いきり金策に窮した上での逮捕に、「あの金はどこにいったんだ?」と驚いた人も多いのではないだろうか。

小室哲哉の“破綻”は、香港に設立した音楽ビジネス関連会社の失敗に始まっているが、それでも家賃200万円以上のマンションに住み続けるなど、生活費は毎月1500万円にのぼっていたという。さらに、逮捕前日に滞在した新大阪のホテルでは1泊9万円のスイートルームに宿泊。逮捕までの経緯は、本人が招くべくして招いたといえるだろう。

こうした金銭感覚のマヒは小室哲哉に限ったことなのだろうか。小室哲哉には及ばないものの、「ロード」が大ヒットしたTHE虎舞竜のボーカル、高橋ジョージが妻の三船美佳とともに、11月10日放送の日本テレビ系バラエティ番組「しゃべくり007」で印税収入を明かした。

売り上げ200万枚を突破した「ロード」だが、当初は大手レコード会社から相手にされず、インディーズでの発売となった。これが功を奏し、発売から1年後の94年に放送使用料やカラオケ使用料などを含めて22億円の印税収入があったという。

ところが、三船美佳と出会った97年には手元に500万円しか残っていなかった。本人いわく、六本木での店で一晩に6000万円を使うなどかなりの豪遊をしたそうで、わずか4年あまりで22億円のほとんどを使い切ってしまったようだ。

高橋ジョージは「『ロード』は売れたけど2枚目のシングル以降はさっぱり。印税も大して入らなかったと思う。小室容疑者の場合もそうだけど、売れないころの貧乏生活に慣れると金の使い方が分からないから、使っているうちに一文無しになる」と振り返っており、「家も買ってなかったし、アルバイトをしてた。失敗がパワーになった」と、“転落”から現在の幸せをつかんだ経緯も語っている。

派手な生活をしながらも、以前はブラックカードで満タンに入れていたガソリンを逮捕直前は現金で3000円分だけ入れるなど、表に出ない部分で困窮をにじませていた小室哲哉。高橋ジョージのように失敗をバネにして復帰できるのか、今後が気になるところだ。

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