「満足度」1位の端末メーカーはソニー・エリクソン、キャリアはau。

2008/11/11 19:14 Written by Narinari.com編集部

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日本のケータイユーザーが支持する端末のメーカーはどこなのか、J.D.パワー アジア・パシフィックが「2008年日本携帯電話端末顧客満足度調査」を実施し、その結果を総合満足度ランキングとして発表した。

同調査は、2007年8月から2008年7月までに発売された端末の購入ユーザーを対象に、ケータイメーカーに対する満足度を分析したもの。顧客満足度は「操作性・機能」「サイズ・デザイン」「メール」「カメラ」「故障・バッテリー」「インターネット」「ワンセグテレビ」の7項目から測定している。

その結果、ランキング対象となったメーカー8社(ソニー・エリクソン、富士通、カシオ、パナソニック、シャープ、東芝、NEC、京セラ)の中で1位に輝いたのはソニー・エリクソンだった。ソニー・エリクソンが1位を獲得したのは2004年の同調査開始以来、初めてのこと。「操作性・機能」「メール」の項目でトップの評価を受けているほか、「故障・バッテリー」「カメラ」なども軒並み高い評価となっている。

2位は富士通。同調査開始以来、ジワジワと順位を上げている富士通は、今回の調査では「インターネット」「ワンセグテレビ」でトップに。僅差の3位にはカシオが入り、こちらは「カメラ」が他社を大きく上回る評価を受けた。上位3社はいずれも何かしらの「強み」を持ち、それがユーザーに受け入れられていることが分かる。

ちなみに、先日各キャリアから発表された冬商戦向けの新モデルの中に、ソニー・エリクソン製の端末はau向けの「W64S」しかなかった。顧客満足度の高いにも関わらず、新しい機種が少ないのは少し残念な状況だ。

また、J.D.パワー アジア・パシフィックはケータイキャリアの顧客満足度についても調査を実施している。こちらの顧客満足度は「電話機」「各種費用」「通信品質・エリア」「非音声機能・サービス」「顧客対応力」の5項目によって測定したものだ。

その結果、総合満足度でトップになったのは、全項目で他社を上回る評価を受けたau。次いでNTTドコモ、ソフトバンクモバイルの順となった。

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