ハヤシライスならぬ「林ライス」、「流星の絆」名物メニューの作り方。

2008/11/10 18:24 Written by Narinari.com編集部

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初回でいきなり21.2%の高視聴率を記録し、その後数字は下げているものの、今クールの連続ドラマでは平均視聴率トップを走っているTBS系ドラマ「流星の絆」。クドカンの軽妙なタッチを織り交ぜた構成には、一部の原作ファンから反発を受けているものの、視聴率からすると好意的に捉えている視聴者が多いようだ。これまでクドカンのドラマは「面白いけど視聴率が獲れない(=一般視聴者層に受け入れられない)」と言われ続けてきたが、現在までのところでは、この定説を見事に覆している。

そんな「流星の絆」の中で、全編を通してキーになっているのがハヤシライスだ。ハヤシライスは二宮和也、錦戸亮、戸田恵梨香の3人が演じる有明3兄妹の両親が経営していた洋食店「アリアケ」の看板メニューであり、その後のストーリー展開上も欠かすことができない存在で、11月7日に放送された第4回では、このハヤシライスをきっかけにストーリーが急転し始めている。ちなみに、「アリアケ」の味をイメージしたハヤシライスは商品化されており、10月から全国のスーパーやコンビニで発売中だ。

そして「流星の絆」には、もうひとつのハヤシライス「林ライス」も登場する。「林ライス」は二宮和也が働いているカレー店「ジョージクルーニー」でハヤシライスを注文すると出てくる“裏メニュー”で、店主・林ジョージ(尾美としのり)の名前をもじった賄い飯のこと。実際、小道具として置かれている「ジョージクルーニー」のメニューには「林ライス」の文字はないことが、「流星の絆」公式サイトで確認できる(「ジョージクルーニー」のメニューは別途記載)。

「林ライス」は見るからに「納豆+ご飯+目玉焼き」の組み合わせ。カレー皿に盛られた白米に、たっぷりの納豆がかけられ、目玉焼きがのっている……というストレートなビジュアルだ。実に単純な「林ライス」だが、その詳細なレシピ(?)は、「流星の絆」公式サイト内のコンテンツ「週刊林ライス」で公開されている。

「週刊林ライス」によると、材料は茶碗一杯分のご飯、3パック分の納豆、適量の醤油、卵1個、あとはお好みでからしを少々。納豆パックに付属するタレは使わず、醤油を入れて最低でも100回はかき混ぜ、ご飯にカレーをかけるように納豆をかける。その上に半熟の目玉焼きをのせれば完成だ。なお、「林ライス」をさっぱり、あっさりと食べたい人には醤油の代わりに麺つゆを使うことを薦めている。

改めてレシピを見ても、やはり想像の範疇を超えない、至って普通の納豆ご飯……と言う突っ込みはたぶん受け付けていない。カレーのルーのように納豆をたっぷり使い、生卵ではなく目玉焼きというところが、「林ライス」の肝なのだ。

☆「ジョージクルーニー」のメニュー
ビーフカレー 850円
チキンカレー 800円
納豆とオクラのカレー 950円
季節野菜のカレー 980円
オーシャンズカレー 1,300円
鶏団子とネギのカレー 850円
完熟トマトのカレー 800円
バルサミコ仕立てのチキンサラダ 650円
大根とジャコのサラダ 450円 
ほかドリンクなど

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