映画版「特攻野郎Aチーム」の監督が降板、公開の1年間延期も決定。

2008/10/30 20:31 Written by モノメトロ編集部

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1980年代に米国で放送され、「ナイトライダー」や「超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ」などとともに日本でも人気を博したテレビドラマ「特攻野郎Aチーム」。その映画版が20世紀フォックスによって製作中だが、メガホンを執っていたジョン・シングルトン監督の降板が決定した。そのため、09年6月に予定されていた公開が1年間延期することも決定している。

無実の罪を着せられたベトナム戦争帰りの4人組が、追いすがる憲兵(MP)をかわしながら悪者を倒すというストーリーの「特攻野郎Aチーム」。個性豊かなキャラクターと派手なアクションが人々を引きつけ、現在もDVDボックスの発売や再放送が行われるなど、多くのファンに支持されている。

「ボーイズ’ン・ザ・フッド」(91年)や「シャフト」(00年)、「ワイルド・スピード×2」などを手がけたジョン・シングルトン監督は同作品にぴったりな人材と評判だったが、突然の降板はマイケル・ブラント&デレク・ハースによる脚本を手直しする必要が生じたためとされている。後任の監督はまだ決定していない。

一方、キャストについてはまだ正式発表されていないが、リーダーであるハンニバル(ジョン・スミス大佐)役のジョージ・ペパードが死去したことなどからオリジナルキャストでの映画化は不可能となっている。しかし、キャスト候補にはハンニバル役にメル・ギブソン、パイロットのクレイジーモンキー(H・M・マードック大尉)役にジム・キャリー、飛行機が苦手なメカニックのコング(B・A・バラカス軍曹)役にタイリース・ギブソン、二枚目のフェイスマン(テンプルトン・アーサーベック中尉)役にクリスチャン・ベールなど、ビッグネームの起用が噂されている。

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