170円「スタバ缶」は本当に“買い”か、週プレが冬の缶コーヒー調査。

2008/10/27 23:55 Written by コジマ

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冬の足音が聞こえる今日この頃、缶コーヒーの温かさが恋しい季節がやってきた。レギュラーコーヒーやチルドカップのほうが味が上とするコーヒー通が多いものの、そんな人でもなぜかほっとする缶コーヒーの愛飲者は少なくないようだ。

ちまたには各メーカーのさまざまな缶コーヒーブランドが発売されており、新商品も次々に登場しているが、そんな缶コーヒーについて10月27日発売の「週刊プレイボーイ」が徹底調査。170円の高級缶コーヒーとして鳴り物入りした「スターバックス ダブルショット」(スタバ缶)は本当に“買い”か、今冬に飲みたい1本はどのブランドかなどを、清涼飲料水評論家の清水りょうこ氏と缶コーヒー好きのアイドル、小池さちえが実際に飲んで検証している。

対象は、8社が発売している28種類の缶コーヒー。「ベーシック部門」「ブラック部門」「カフェオレ&エスプレッソ部門」「微糖部門」の4部門に分け、各商品を3段階で評価した。

ベーシック部門で星3つが付けられたのは、清水氏の評価ではJT「金本選手の缶コーヒー」(130円)のみ。ローソンのみの200万本限定で発売されたこの商品は、プロ野球・阪神の金本知憲外野手をフィーチャーした「アニキの味」だ。一方、小池さちえは「金本選手の缶コーヒー」以外に、コカ・コーラ「ジョージア エメラルドマウンテンブレンド」(120円)、サントリー「ボス プレミアムクリア」(同)、サントリー「ボス ほっと珈琲」(同)、JT「ルーツ ミスターファーマー」(同)に星3つを付けた。ブラック部門では、それぞれサントリー「ボス シルキーブラック」(同)のみに星3つを付けている。

気になる「スタバ缶」は、「エスプレッソコンパーナ」がカフェオレ&エスプレッソ部門、「エスプレッソドッピオ」が微糖部門にノミネートされており、それぞれで2人から星3つを獲得。清水氏の評価では、それぞれの部門で唯一の3ツ星となっている。

「エスプレッソコンパーナ」について清水氏は「この中(カフェオレ&エスプレッソ部門)ではダントツに抜きんでてますね。エスプレッソらしいちゃんとした味がしますね」(同誌より)と評しており、「エスプレッソドッピオ」については小池さちえが「砂糖が入っているのを全然感じさせない。でも飲みやすい」「味が濃くてクリーム感があって、香りが広がる。香料が入っていないのにすごい」(同誌より)と絶賛。どちらも170円ながら“買い”とのこと。チルドカップコーヒー「スターバックスディスカバリーズ」のように、生産が追いつかなくなるほど売れるのか注目だ。

以上の結果を踏まえ、総合トップとして清水氏は「金本選手の缶コーヒー」、小池さちえは「ルーツ ミスターファーマー」を「今冬の1本」に推した。ちなみに、同誌編集部は「労働者の友」として「ポッカ コーヒーオリジナル」を推薦している。

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