ミラン移籍でベッカム離婚危機? ビクトリア夫人がイタリア移住拒否。

2008/10/25 11:55 Written by コジマ

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「サッカー不毛の地」米国から、イタリアの名門ミランへのレンタル移籍が確実視されているイングランド代表MFデビッド・ベッカム選手(ロサンゼルス・ギャラクシー)。期間は来年1月から2、3カ月という短期間だが、ミランは完全移籍も視野に入れており、欧州のメディアはバケツをひっくり返したような騒ぎになった。こうした騒動をおさめるべく、ベッカム選手は公式サイトに来季開幕にはギャラクシーへ戻る意向であることを記している。

しかし、ギャラクシーのブルース・アレーナ監督が、英紙サンに対して「ベッカムのミラン移籍は米サッカーリーグ(MLS)にもギャラクシーにもメリットがない。クラブはチームを再構築しているが、主力を放出してまでやることではないだろう」と移籍に否定的見解を示したほか、イングランド1部リーグのポーツマスが獲得を示唆するなど、ここへ来てミランへの移籍が難航してきた。

ポーツマスのハリー・レドナップ監督は同紙へ「ベッカム夫人も、ミラノよりもポーツマスでのショッピングを楽しんでくれるだろう」とビクトリア夫人の存在に言及していたが、そのビクトリア夫人までミラン移籍に難色を示し、ベッカム選手が移籍を強行すれば離婚も辞さない構えであることを英紙デイリー・スターが報じている。

同紙によると、ビクトリア夫人はハリウッドでの映画撮影や子供の学校などの問題を理由にミラノへの移住を拒否。ミランへ移籍するならベッカム選手が単身赴任することを望んでいるという。さらに同紙は、夫婦仲を心配する友人の証言を紹介し「離婚危機」と伝えている。

ビクトリア夫人はベッカム選手が米国でサッカー選手としてのキャリアをさらに築けるとも主張しているようだが、本人は4大スポーツ(アメリカンフットボール、野球、バスケットボール、アイスホッケー)にサッカーが埋没する米国に限界を感じており、欧州復帰を強く希望していると報じられた。しかし、チームと妻の反対は移籍に大きな影響を及ぼしそうだ。

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