下落が続くmicroSDカードの価格は、まだ下げ止まる気配を見せない。最も価格下落が激しい2GBのmicroSDカードは、1コイン（500円）をあっさりと通り過ぎ、遂に400円のラインも割り込むところまで来た。価格.comの調査では399円の値付けをしているショップが5店舗あるが、唯一「上海問屋」は送料無料で、事実上最も安い価格で販売中だ（10月25日現在）。

「上海問屋」が399円で販売しているのは、トランセンド製の「上海問屋 "限定" コラボモデル」。「上海問屋」は本店と楽天市場支店の2つのオンラインショップがあるが、この価格＆送料無料で販売しているのは本店のみ。楽天市場支店では同じ商品でも送料が発生するので注意が必要だ。

2GBのmicroSDカードは、昨年12月時点では2,000円を切ったことが話題になっていた。それから1年足らず、わずか10か月で5分の1以下まで価格を下げたことになる。このまま下がり続ければ、いずれ300円のラインも割り込んで200円台に突入……ということも、現実味を帯びてくるかもしれない。

なお、メモリカードの価格は日々変動しているため、急に値上がりをしたり、逆にさらなる値下げが行われる可能性がある。今が底値とは限らないが、この価格なら例えこれ以上価格が下落したとしても、損したと感じるようなレベルではないだろう。ケータイなどのメモリを増やしたり、予備用に一枚買っておくのも良さそうだ。