イビチャ・オシム氏がJクラブ監督就任を熱望、代表監督再就任も?

2008/10/17 23:59 Written by コジマ

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10月15日に行われたワールドカップ(W杯)アジア最終予選のウズベキスタン戦で、まさかの引き分けに終わったサッカー日本代表。現在、得失点差でA組2位となっているものの、次のカタール戦次第では本大会出場に黄色信号が灯る。岡田武史監督の更迭論もいっそう高まっている状態だ。

こうした中で、オーストリアでリハビリに励む前日本代表監督のイビチャ・オシム氏がJクラブの監督就任を熱望していることが、関係者の話で明らかになった。サンケイスポーツは、再び日本代表の指揮を執ることも「あり得ない話ではない」としている。

昨年11月に脳梗塞で倒れたオシムだが、懸命のリハビリが実を結んで後遺症はほぼ完治。麻痺の残る左腕も順調に回復しており、今月中に再来日するめどが立ったという。とはいえ、依然として予断を許さない状況で、日本サッカー協会は年内に終了するアドバイザー契約の延長を打診していないようだ。

その一方で、アドバイザー就任の際にも現場復帰を強く望んでいたオシム氏、今月の再来日で日本のユース世代の監督就任を要望するともされていた。今回の報道では、関係者の「オシムさんはまた日本で仕事をすることを強く望んでいた。いまはJクラブの監督になることをモチベーションに、一生懸命リハビリに取り組んでいます」(サンケイスポーツより)という話を紹介。Jクラブで指揮を執りたい意向であることを示唆している。現在、監督就任を打診しているクラブはないが、オシム氏の力はどこも借りたいところだ。

Jリーグ復帰となれば以前と同様、代表監督に就任する可能性もある。岡田監督の更迭論がさらに高まれば、サンケイスポーツの言うとおり「あり得ない話ではない」だろう。

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