ソニー・エリクソン、「NTTドコモ向けの端末供給中止」報道を否定。

2008/10/17 15:27 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


ソニー・エリクソンが、10月17日に一部メディアが伝えた「NTTドコモ向けの端末供給中止」報道を否定するコメントを発表した。同社のNTTドコモへの端末供給中止に関しては春先にも同様の報道が出ており、ユーザーをやきもきさせている。

この報道は17日付けの日経産業新聞などが報じたもの。16日にNTTドコモなどから発表されたHSUPA対応ケータイ(HSDPA/W-CDMA/GSM/GPRS/EDGE2をワンチップで対応させる新しいケータイプラットフォーム)の共同開発メーカーから、ソニー・エリクソンが離脱したことに付随する形で「すでにドコモ向けの携帯開発・生産から撤退する意向を固めており、共同開発からも手を引く」(日経産業新聞より)と報じた。

これに対し、ソニー・エリクソンは公式にコメントを発表。「一部報道に、『ソニー・エリクソン ドコモ向け供給中止』とありますが、弊社としてそのような計画はございません」「NTTドコモ向けの商品化計画について、一部見直しを図っていることは事実ですが、今後も開発を含めてビジネスは継続してまいります。(具体的な製品計画と開発体制については、相手先ビジネスに関わる情報であり、弊社からの公表を差し控えます。)」としている。

ソニー・エリクソンは世界4位のシェアを持つなど、海外市場では強いメーカーだが、国内では苦戦気味。また、独自仕様の日本向け端末は開発コストが高いとの理由から、今年3月にも同様の報道が出ている。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.