「音楽界で最もムカつく人物」発表、15歳の女性アイドルも上位に。

2008/10/16 22:44 Written by コジマ

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個性豊かな人物がひしめく音楽界。特に外国は強烈なキャラクターを持ち合わせているミュージシャンが多いが、ファンにとっては魅力的でも他の人々には受け入れがたいケースもしばしば。こうした中で、英音楽専門サイト「ギグワイズ」が「音楽界で最もムカつく人物(The Most Annoying People In Music...Ever!!)」の読者投票を実施した。その結果、プリンスが1位に選ばれたほか、15歳のアイドル、マイリー・サイラスまで上位にランクイン。それぞれの評価では、英国らしく辛らつなコメントが飛び交っている。

1位に選ばれてしまったプリンスに対し、同誌は「彼の身長は5フィート(約152センチ)に満たないが、その自尊心は惑星サイズ」と酷評。2004年の「ロックの殿堂」授賞式のステージでは、飛び入り参加にもかかわらず中心になってしまい、並み居るミュージシャンたちから嫌な顔をされたプリンス、読者からはそうしたナルシストなところが「ムカつく」とされているようだ。

2位は「ステージで服を脱ぎ、未成年の女性ファンにみだらなダンスをさせた」R&Bシンガーのエイコンで、3位のマイケル・ボルトンには「ソフトロックバラードは吐き気をもよおす」「主婦に人気といわれているが、それは世界中の主婦に対する侮辱である」などの辛らつなコメントが寄せられている。

4位には、大御所たちを抑えてティーンアイドルのマイリー・サイラスがランクイン。15歳にしてポップスターに君臨する彼女だが、同誌が著名音楽ジャーナリストに解説を依頼した際に「不愉快で早熟、1日60本のたばこを吸った40歳のような声」と評したのだとか。同じディズニーチャンネル出身のジェシカ・シンプソンも9位に入っており、こちらも「ニック・ラシェイが離婚したとき、正しい判断であることを誰もが疑わなかった」と酷評されている。

このほか、チャド・クルーガー(ニッケルバック)が5位、リンゴ・スター(元ビートルズ)が6位、アクセル・ローズ(ガンズ・アンド・ローゼズ)が7位、ジョニー・ロットン(セックス・ピストルズ)が8位、ボノ(U2)が10位などそうそうたる名前が挙がっており、ジーン・シモンズ(キッス)やアヴリル・ラヴィーン、セリーヌ・ディオン、マライア・キャリーらもトップ20に入った。

一方、こうしたランキングで上位になることが多いロビー・ウィリアムズやマイケル・ジャクソン、エイミー・ワインハウス、ジェイムス・ブラントは、それぞれ23、28、34、41位と意外にも下位にランクされた。


◎音楽界で最もムカつく人物 トップ20(ギグワイズ調べ)

1位 プリンス
2位 エイコン
3位 マイケル・ボルトン
4位 マイリー・サイラス
5位 チャド・クルーガー(ニッケルバック)
6位 リンゴ・スター(元ビートルズ)
7位 アクセル・ローズ(ガンズ・アンド・ローゼズ)
8位 ジョニー・ロットン(セックス・ピストルズ)
9位 ジェシカ・シンプソン
10位 ボノ(U2)
11位 ジーン・シモンズ(キッス)
12位 R・ケリー
13位 アヴリル・ラヴィーン
14位 リッキー・ウィルソン(カイザー・チーフス)
15位 セリーヌ・ディオン
16位 スコット・スタップ(元クリード)
17位 ジョス・ストーン
18位 ジャスティン・ホーキンス(元ザ・ダークネス)
19位 マライア・キャリー
20位 ジョニー・ボーレル(レイザーライト)

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