「ヒートテック」は本当に暖かい? ユニクロが実証キャンペーン。

2008/10/16 14:10 Written by Narinari.com編集部

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優れた発熱機能と保温機能を兼ね備えた高機能ウェアとして、2003年からユニクロが販売している「ヒートテック」シリーズ。2006年には繊維メーカーの東レと提携、翌2007年には提携によって共同開発された「ヒートテック」の進化版を発売するなど、ユニクロが力を入れている商品ラインだ。2007年のシーズンには、2,000万枚を販売している。

「ヒートテック」の特徴は、水蒸気を吸収して熱に変換し、繊維の中から発熱して暖める「発熱」、汗や皮脂などによる菌の繁殖を抑え、気になるニオイの発生を防ぐ「抗菌」、暖かさを外に逃がしにくく、高い保温性を実現した「保温」、身体にぴったりフィットする伸縮性のあるストレッチ素材で動きやすい「ストレッチ」の4つ。これに“WOMEN”“KIDS”のラインでは繊維にミルクプロテイン成分を配合し、肌触りを良くした「保湿」、“MEN”のラインでは水分を素早く吸収して発散、ムレにくくした「吸汗速乾」の機能をプラスしている。

これだけを見ると「すごい高機能」だと素直に感心してしまうが、一方で「本当なの?」と穿って見てしまいがちなのも消費者の常。そこで、ユニクロは「ヒートテック」の優秀性を証明するべく、「ヒートテックは本当にあたたかいのか?」と銘打った世界同時キャンペーンを実施することになった。

このキャンペーンは世界中の「寒い」1,000名に「ヒートテック」を試着してもらい、その体験映像(beforeとafter)を送ってもらうというもの。参加希望者はまず、応募サイトから「自分がいかに寒い環境にあるか」「いかに寒がりか」「いかにヒートテックに興味があるか」などを撮影した映像(before)を投稿する。

その中から抽選で1,000名に「ヒートテックギフティングキット」(ヒートテッククルーネックT、ヒートテックロングタイツなど)を送付。実際に試着し、少し身体を動かしてみてどうなったかを映像(after)として撮影し、投稿する。

事前に「寒いアピール」をする動画を世界から募るのは面白い試み。果たして世界の「寒がり」たちを「ヒートテック」は満足させることができるだろうか。

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