これぞ夫の愛? 奥さんを背中に担いで行われる体力コンテスト。

2008/10/13 18:50 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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イベントとしてのコンテストはいろいろありますが、特に米国で人気なのは「大食い競争」でしょうか。ニューヨークの「ネイサンズ国際ホットドッグ早食い選手権」は、小林尊さんが6連覇したことで日本でも知名度が高いですが、このほかにも全米各地でこの種のイベントが行われています。

しかし、もうひとつ人気の高いコンテストといれば「力だめし」系のイベント。しかもなんだかワケのわからない趣旨のモノが多いのです。メイン州で毎年行われている、今年で9回目を迎えた「北米ワイフかつぎ上げチャンピオン大会」というのも、一体誰が考え出したんだろう? と思うコンセプトです。

要するにカップルのご主人が奥さんを背中に担いだ状態で、270メートルほどの障害物コースを走るというレースなのですが、丸太で作ったハードルを乗り越えたり、池の上にかけられたバランスの悪い橋を走り抜けたり……と、いわゆる最近米国で大人気の「日本のゲーム番組」風。

しかしどんなカップルが、どのような理由でこのレースに参加するのでしょうか。例えば今年参加したケビン・キーロさんと、奥さんのジョイスさんは最近結婚したばかりのご夫婦。彼らは参加の理由として

「ハネムーンの終わりの記念としてやりました。というか僕が旅行中に食べすぎちゃって、運動しなきゃいけなかったんで」

というコメントをしています。

ちなみに優勝したのはリー・ファーンストックさんとサラさんのご夫婦で、賞品は奥さんと同じ重さの「ビール」だったそう。レース自体は軽い奥さんの方がご主人に有利ですが、重い奥さんだったら、それだけ賞品の量も増えるってことなんですね。

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