英映画誌エンパイアが「史上最高の映画500本」発表、1位の作品は?

2008/10/02 16:35 Written by モノメトロ編集部

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これまでに生まれた数多の映画の中で、最高の作品は何なのか。その答えを導き出すべく、英国で最も権威のある映画専門誌エンパイアが、読者やハリウッド関係者、映画評論家の計1万200人を対象に大アンケート調査を実施し、「史上最高の映画500本(The 500 Greatest Movies of All Time)」を発表した。その中で栄えある1位に輝いたのは、1972年公開の「ゴッドファーザー」。また、「七人の侍」など日本映画も数作がランクインしている。

フランシス・フォード・コッポラ監督による3部作の第1作「ゴッドファーザー」は、アカデミー賞(3賞)をはじめ数々の賞に輝き、公開から35年以上経たいまでも世界中の映画ファンに愛されている名作だ。74年公開の「PartII」も19位にランクインした。

2位は「レイダース/失われた聖櫃《アーク》」(81年、スティーヴン・スピルバーグ監督)、3位は「スター・ウォーズ/帝国の逆襲」(80年、アーヴィン・カーシュナー監督)とジョージ・ルーカス製作総指揮作品が続き、映画データベースサイト「IMDb」の読者投票で「ゴッドファーザー」を抑えて1位に君臨し続けている「ショーシャンクの空に」(94年、フランク・ダラボン監督)は4位にランクされた。

00年以降の作品では「バットマン」シリーズの最新作「ダークナイト」(08年、クリストファー・ノーラン監督)が15位で最も高く、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ(01〜03 年、ピーター・ジャクソン監督)は第1作が24位、第3作が34位、第2作が54位とすべてトップ100に入った。

一方、日本映画で最高位だったのは、黒澤明監督の「七人の侍」(54年)の50位。そのほか、67位の「東京物語」(53年、小津安二郎監督)、95位の「用心棒」(61年、黒澤明監督)がトップ100入りしている。

◎史上最高の映画500本 トップ30(エンパイア誌調べ)
1位 「ゴッドファーザー」(72年)
2位 「レイダース/失われた聖櫃《アーク》」(81年)
3位 「スターウォーズ/帝国の逆襲」(80年)
4位 「ショーシャンクの空に」(94年)
5位 「JAWS/ジョーズ」(75年)
6位 「グッドフェローズ」(90年)
7位 「地獄の黙示録」(79年)
8位 「雨に唄えば」(52年)
9位 「パルプ・フィクション」(94年)
10位 「ファイト・クラブ」(99年)
11位 「レイジング・ブル」(80年)
12位 「アパートの鍵貸します」(60年)
13位 「チャイナタウン」(74年)
14位 「ウエスタン」(68年)
15位 「ダークナイト」(08年)
16位 「2001年宇宙の旅」(68年)
17位 「タクシードライバー」(76年)
18位 「カサブランカ」(42年)
19位 「ゴッドファーザー PartII」(74年)
20位 「ブレードランナー」(82年)
21位 「第三の男」(49年)
22位 「スターウォーズ/新たなる希望」(77年)
23位 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(85年)
24位 「ロード・オブ・ザ・リング」(01年)
25位 「続・夕陽のガンマン/地獄の決斗」(66年)
26位 「博士の異常な愛情」(64年)
27位 「お熱いのがお好き」(59年)
28位 「市民ケーン」(41年)
29位 「ダイ・ハード」(88年)
30位 「エイリアン2」(86年)

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