週刊スパ「褒めたつもりが失礼語」大特集、好感度上昇の言い換えも。

2008/09/30 23:39 Written by コジマ

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2006年にNHK「みんなのうた」で放送され話題となった「これってホメことば?」では、「なにげに」「フツー」「やばい」などの若者言葉に戸惑う「ことばおじさん」(NHKの梅津正樹アナウンサー)の様子が描かれていたが、発言した本人がほめたつもりでも相手にとっては失礼に当たることが少なくない。特に男女間では、こうした乖離が目立つようだ。

そんな「褒めたつもりが失礼語」について、9月30日発売の「週刊スパ」が大特集。「年齢編」「初対面(合コン・酒席etc.)編」「職場・人間関係編」「ファッション・メイク編」などのシーン別に、25〜35歳の未婚OL200人が言われたら失礼だと感じると答えた人数から割り出した「失礼指数」上位の「失礼語」を紹介し、好感度が上がる言い換えも指南している。

「年齢編」で失礼指数が最も高かったのは「35歳、全然アリですよ!」。「35歳」というのは一例で、フォロー感ありありのこうした発言は年齢を聞いた後にしてしまいがちだ。女性200人中102人が「失礼だと感じる」と回答した。これについての言い換えは「見えないから、ビックリしました」が勧められている。このほか、「○○さんなら(その年でも)イケますよ!」(失礼指数87)、「そんな年には見えないですね!」(同73)などが上位に入った。

「初対面編」では「頑張ってるね〜(化粧・服装など)」が失礼指数110で最上位。「気合入りすぎでイタいって意味ですか?」など、多くの女性が不快に受け取るようだ。2位の「いい意味で、ぽっちゃりだよね」(失礼指数101)や3位の「あと10kg痩せたら蒼井優に似てるね」(同96)などと合わせて、女性の服装や体型について発言するときは要注意。言い換えは「キレイにしてるね」「癒されるね」「蒼井優っぽいよね」などシンプルなほうが良い模様。

その服装などにクローズアップした「ファッション・メイク編」では、「(前髪をそろえてきたコに)引田天功みたいだね!」が全編で最高得点となる失礼度数146を獲得。髪形を変えると似合うかどうか不安になる女性が多いため、「髪形、変えたんだ」くらいにとどめておくほうが無難とのこと。いくら自分が引田天功を最高の美女だと思っていても、誰かにたとえるのは危険と言えるだろう。このほか、「あなたって、個性的ですね」(失礼指数114)、「そのメイク、お前がいいと思ってるなら俺はいいよ(彼女に対して)」(同109)など100点台が続出しており、やはり服装や化粧についての発言には気をつけたほうよさそうだ。

一方、「職場・人間関係編」では「貫禄ありますよね」(失礼指数115)、「結婚しなくてもいいじゃん、ちゃんとした仕事あるし」(同101)、「お、デート?(普段よりお洒落なコに)」(同78)などが上位となった。一歩間違うとセクハラに取られかねないため、職場ではプライベートなことになるべく触れないほうが得策だ。「貫禄ありますよね」は「信頼できるな〜」などに言い換えることが勧められている。

同誌ではこのほか、「なにげないひと言編」「SEX編」に加えて「効果てきめんだった褒め言葉」なども紹介している。相手の顔色を気にしすぎて無口になってしまうことは避けたいが、心当たりがある人は参考にしてみては?

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