海外のプレイステーション3発表会でなぜか「ゼルダ」のテーマ流れる。

2008/09/22 15:40 Written by Narinari.com編集部

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2006年11月11日に日本での販売がスタートしてから約2年。ソニーの「プレイステーション3」は販売エリアを徐々に広げ、現在は北米、ヨーロッパ、南米、アジア、中東などでも正規販売されている。そして、9月20日には東南アジアでは3か国目となるマレーシアでの販売が始まったのだが、そのお披露目となる発表会で「珍事」が起きた。

この発表会を収めた動画はYouTubeで公開されているため、「珍事」の様子を確認することができる。動画はソニーマレーシアの須藤直以社長が登壇するシーンが収められているのだが、その際に流れている音楽が、ソニーとライバル関係にある任天堂の看板作品「ゼルダ」のテーマソングだったのだ。動画では「ゼルダ」のテーマが流れた直後、会場が少しざわついているようにも聞こえる。

ハプニングとしてはとても小さい出来事だが、意図したものかどうかはともかく、大きな発表会の舞台でライバル会社の著作物を堂々と使用するケースは珍しい。疑問なのはなぜソニーの晴れ舞台で「わざわざ」この曲をチョイスしたのかということ。結論は出ていないものの、ソニーが任天堂に許可を求めるとは考えにくいことから(また、求めても却下される可能性が高い)、ネットでは発表会を仕切ったイベント会社の確認ミス説や、アジアではあまり細かいことを気にしない説などが出ているようだ。

あまりゲーム業界に関心のない人にとってはいまいちピンと来ないかもしれないが、2ちゃんねるでは「巨人が『六甲おろし』(阪神の球団歌)で入場してくる感じ」と言い得て妙な例えをする人も。それくらい、ゲームファンの目には奇異に映る一件だった。

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