元イングランド代表のガスコイン選手を逮捕、11日には自殺未遂も。

2008/09/19 22:57 Written by Narinari.com編集部

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かつてイングランド代表で個性派選手として活躍したポール・ガスコイン選手も、引退後はトラブル続き。正確には現役時代から行方不明騒動や、監督に就任したクラブとの衝突、傷害事件などを起こしていたが、引退後は私生活面でのトラブルが余計に目に付くようになった。今年2月には滞在していたホテルで騒動を起こし、イギリスの「精神保健法」に基づいて精神病院に強制入院。5月にはロンドンのホテルで自殺未遂騒動を起こしている。

そんなガスコイン選手が、今度は逮捕されてしまった。英国メディアの報道によると、9月18日、パブの近くでファンやカメラマンとトラブルになり、パブの窓を壊すなどの器物損壊の容疑で逮捕されたという。もともと気性が荒いことでも知られるガスコイン選手ではあるが、またしても「転落劇」に新たな一ページを刻んでしまった。

また、ガスコイン選手はこの逮捕の一件に先立ち、9月11日には今年2度目の自殺未遂騒動を起こしている。英紙サンなどの報道によると、滞在先のポルトガルで前妻や子どもたちから入院治療を薦められたことに激高。ホテルの部屋から家族を追い出し、薬を大量に飲み込んで自殺を図ったという。ただ、すぐに病院に運ばれ治療を受けたため、命には別状はなかった。

80年代後半から90年代にかけて「国民的ヒーロー」「イングランド史上最高のスターの一人」と呼ばれたガスコイン選手は、約10年に渡り代表の中心選手で在り続け、W杯を含め代表戦57試合で活躍した大スター。豊富なテクニックと豪快かつ大胆な動き、そして想像力溢れるファンタスティックなプレーにファンは魅了されたものだ。1990年代のサッカー界を彩った名選手の一人として、今なお名前を挙げるファンは多い。

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