超高級ケータイ「VERTU」が日本上陸、価格は160万円から500万円。

2008/09/19 06:14 Written by モノメトロ編集部

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2002年にノキアが立ち上げた富裕層向けのゴージャスケータイ「VERTU」が、いよいよ日本にも上陸する。日本第1弾として発売されるのは「New Signature Collection」3モデルで、価格は160万円から500万円。発売に合わせ、東京・銀座に旗艦店となるショップもオープンする予定だ。通信方式は W-CDMA方式とGSM方式で、日本でのキャリアがNTTドコモになるか、ソフトバンクモバイルになるかはまだ未定。

「VERTU」はこれまで、主にヨーロッパ、アジア、中東、米国、中南米など、世界50か国で販売されてきたブランド。ダイヤモンドや金などの宝飾品をあしらっているほか、端末に配置された「コンシェルジュボタン」を押すと、24時間、世界中のどこでもコンシェルジュによるサービスを利用できるのが大きな特徴だ。

日本向けに発売される「New Signature Collection」は「ステンレススチール」(160万円)、「イエローゴールド」(450万円)、「ホワイトゴールド」(500万円)。端末前面にサファイヤクリスタルを、ダイヤルキーには計4.75カラットのジュエルベアリングを使用した高級感溢れるストレート端末だ。通常の携帯電話のように工場で大量生産されるのではなく、組み立ての作業はすべてマスタークラフツマンと呼ばれる専属職人によって行われ、端末には職人の名前が刻まれるという。

また、着信音にはアカデミー賞最優秀オリジナル作曲賞(2008年、映画「つぐない」)を受賞した作曲家のダリオ・マリネッリによるオリジナル曲を採用。演奏はロンドン交響楽団、フルートのソロパートは世界的奏者のアンドレア・グリミネッリというこだわりようだ。

超高級な富裕層向けの携帯電話は海外では1つのジャンルとして確立されている。日本でも高級ブランドの名を冠したり、宝飾品をあしらった端末が増えてきているが、旗艦店を構える“本気”の「VERTU」上陸により、この流れはますます加速していきそうだ。

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