しつこい相手をサラリと撃退、週刊SPA!発表「悪魔の一言辞典」。

2008/09/16 23:58 Written by コジマ

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ネチネチと小言を言い続ける上司や空気を読まない友達、どこまでも追いすがるマムシのようなセールスマンなど、世の中で一言返したい相手は少なくない。しかし、人間関係などを考慮して「ちょっとの我慢」と言葉を飲み込んでいる人も多いのでは? そんな中、9月16日発売の「週刊SPA!」が、こうしたしつこい相手を華麗に撃退する「悪魔の一言辞典」を発表した。

この「辞典」は同誌読者の経験談を紹介するもので、「冷静さに凍る編」「嫌み&あてこすり編」「褒め殺し&へりくだり編」「問い返しの反撃編」など7編に分けて“実用例”を挙げている。

「冷静さに凍る編」では、恋人から突然、別れを切り出されて「『感情では君のことは好きだと思う。でも、僕の理性が、君みたいなのはやめろと言っている』と言われた」(24歳、女性)など被害者の立場からの体験談が多いが、タクシーで眠りたいのにしつこく話してくる運転手に対して「私、あなたの友達じゃないんで」(31歳、女性)といった痛快なものも。

最も多くの体験談を寄せられたという「嫌み&あてこすり編」では、学歴を自慢する同僚に対して「三流短大を出るくらいなら、行かないほうがまし」(44歳、女性)や「仕事したくないから、この会社選んだんですか?」(27歳、男性)などの例が挙げられている。しかし、後者は「そのとおり」と返され、絶句させられたようだ。

また「褒め殺し&へりぐだり編」では、しつこい営業マンに「お願いですから、これ以上私の時間を奪わないでください」(31歳、男性)、エステの勧誘に「あなたの肌ってすごくキレイ。でも私、肌だけが自慢のくだらない女にはなりたくないんで」(38歳、女性)、結婚できるか心配する教師に「先生でも見事、結婚できたんだから心配ご無用です」(34歳、女性)と撃退している。

さらに「問い返しの反撃編」では、「日本は中国のどこにあるのですか?」と聞いてきたスイス人に「スイスはドイツのどこにあるのですか?」と言い返してにらみ合いになったエピソードのほか、失敗の言い訳の常套句が「カン違いしてました」という年上の部下に「あなたはカン違い以外にできることはあるんですか?」(32歳、女性)などが紹介されている。

一方、恐ろしいのが「人格全否定編」。「お前の顔は見たくない」「お前はヘドロ。人間以下」「お母さんの子に生まれたくなかった」などの辛らつな言葉が並んでいるが、別れ話をして「どこがダメ?」と聞いてくる彼に「名前も顔も、存在が」(27歳、女性)、しつこく連絡してくる女性に「迷惑?」と聞かれ「お前の存在自体が迷惑」(30歳、男性)、しつこく復縁を求めてくる元彼に「同じ空気を吸うのもイヤ」など、とりわけ冷めた男女関係では容赦ない一言が飛び交っているようだ。

いずれも相手を一瞬でヘコます一言。発言すれば爽快だが、時と場合を考えないと刃傷沙汰に発展する可能性もあるので、取り扱いには注意が必要だ。

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