米女子大生が自身の「処女」をオークション出品、学費返済のため。

2008/09/11 23:55 Written by コジマ

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世界的に流行し、毎日さまざまなものが出品されているオークションサイト。先日も、マイケル・ジャクソンが児童性的虐待容疑で逮捕された際に証拠品として警察に押収された愛用のブリーフが「eBay」に最低落札価格は約1億円で出品されて話題となっている。また、日本の「Yahoo!オークション」でも生きたままのブラックバスが出品され、環境省から削除するよう指導があったようだ。

こうした中で、米国の女子大生が自分の「処女」をオークションに出品して話題を呼んでいる。「ナタリー・ディラン」と名乗るこの女子大生は22歳(オークションサイトの表示では21歳)で、学費のローンを返済するためにわが身を出品することになったという。

ディランさんが「処女」を出品したのは、米ネバダ州にある合法売春宿「ムーンライト・バニー・ランチ」の公式サイト「bunnyranch.com」。「ムーンライト・バニー・ランチ」で働いているディランさんの妹が姉のアイディアをオーナーに紹介したところ、公式サイトのオークションに出品する運びとなったようだ。さらにオーナーが、過激な発言や型破りなトークで人気を集めるカリスマDJハワード・スターンにオークションを紹介し、そのラジオ番組で伝えたため全米の注目を浴びることになった。

米カリフォルニア州立大サクラメント校に通うディランさんは、すでに女性学の学士号を取得しており、来年1月には結婚や家庭問題を対象としたセラピストの博士号取得を目指して新たな勉強を始めるという。しかし、継父が彼女と妹名義で学費のローンを組んだため返済に困窮し、今回の「出品」を決意したのだとか。

米ニュースサイト「News.Spreadit.org」によると、自分の身を売ることについてディランさんは「道徳的なジレンマを抱えてない。自分の処女を利用することがなぜ許されないの? 一部の人々が非難することはある程度予想しているけど、当然の権利だわ。自分が向上するために持っているものを使うんだから」と述べている。ただし、落札者は「自分が愛を交わしてもよいと思える人」を希望しており、必ずしも最高入札者と契約するわけではないようだ。ちなみに、処女の真偽については婦人科による検査と嘘発見器などで立証するという。

「bunnyranch.com」では、「21-year-old Virgin!!!」とのタイトルを付けてディランさんのオークションをトップページで紹介しているが、入札状況は会員のみに公表しているため、どのくらいの値がついているのかは不明。ラジオ番組でディランさんのことを紹介したハワード・スターンは「彼女を番組に登場してもらいたいと声をかけたところ、オンラインでは自分を売りたいけれど番組には登場する気はないと言われましたよ。傷つきましたし、苛立ちを覚えますね。自分の子供たちにはこんな風にはなってほしくないなぁ」(Techinsithgt Japanより)と述べている。

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