東京タワーマスコットから重大発表「掲示板に限界を感じている」。

2008/09/11 12:08 Written by Narinari.com編集部

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巷でブームの「ゆるキャラ」の先駆的な存在として、東京タワー開業40周年にあたる1998年12月23日の誕生以来、多くの人に愛されている東京タワーのマスコット、ノッポンブラザーズ(双子の兄弟)。そんなノッポンが6年以上に渡り自ら書き込みを行っていた東京タワーの公式掲示板が、9月13日をもって閉鎖されることになった。同掲示板は斜に構えたノッポンと読者のやり取りが一部で人気を呼んでおり、2005年にはフジテレビ系の「トリビアの泉」にも取り上げられている。

閉鎖にあたり、ノッポンは次のようなコメントを残している。

◎ノッポン弟
「突然ですが、2002年3月より続けて参りましたボクらのこの掲示板が、9月13日(土)をもって終了することとなりました。本当に今まで6年以上、皆さんありがとうございました」
「おかげ様でこの掲示板が本にもなってボクたちは作家デビューもできました。アクセスが集中し、サーバーがダウンした『トリビア事件』も、今となっては良い思い出です」

◎ノッポン兄
「正直 この掲示板にも限界を感じている。確かに潮時だよな……」
「この掲示板はトリビア事件を機にパスワード制になった。でも最後の5日間は、昔のようにフリー書き込み制にもどしてみようと思う。9/9〜13日は『さよならノッポン掲示板まつり』だ。『まつり』にならなきゃいいがな…」

ノッポンが触れている「トリビア事件」とは、「トリビアの泉」で「東京タワーのマスコットの設定は10才だがHP上での話し方はなぜか大人っぽい」(79へぇ、銀の脳)と紹介されたのをきっかけに、掲示板へのアクセスが殺到した事件。ノッポン兄の独特な言い回しのコメントに慣れていない読者から批判を浴び、掲示板が大炎上してしまった。ちなみに、ブログ「よきにはからえ。」によれば、ノッポン兄は「トリビアの泉」放送に際し、事前に「あさっての水曜日(19日)『トリビアの泉』に出演することになった。何か嫌な予感が……」と、炎上を予期する書き込みをしていたという。

掲示板の閉鎖は読者にも衝撃を走らせており、「毎日この掲示板をのぞくのがささやかな楽しみだったのにぃ!!」「兄さん、限界だなんて(泣)」「やたら80年代アイドルに詳しいノッポン兄のコメントが楽しみでしたよ」「しゃべるノッポンにはもう会えないんですね。なんだか寂しいです」などの書き込みが寄せられている。

☆ノッポン兄の読者との問答例(公式掲示板より)
読者「好きな人にふられてしまいました。1週間経ってもどことなく元気が出ません……。ノッポンさん達は落ち込んだ時はどうやって過ごしていますか??」
ノッポン兄「夜景夜景」

読者「もっと東京の人は防犯と警察官の数をどうにかしないと。頑張れ東京!」
ノッポン兄「それはどーも」

読者「ノッポンのお父さんとお母さんはどこにいるのですか?」
ノッポン兄「野暮なこと聞くなよ……」

読者「若者言葉の新しいのを思いついたよ。異質で不気味な何かを指す言葉で気味悪いを略して、気味ワル!ってどうかな? 微妙?」
ノッポン兄「は?」

読者「ノッポン達の好きな動物って何ですか?」
ノッポン兄「人が連れてる犬。自分で飼おうとは思わないが」

読者「毎日東京タワーから観る景色。どんな気持ちですか?」
ノッポン兄「E気持ち by沖田浩之」

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