実写版映画「ドラゴンボール」画像公開、「緑じゃないピッコロ」に賛否。

2008/09/05 23:30 Written by コジマ

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世界中のファンから期待と不安を寄せられつつ、実写化されることになった映画「ドラゴンボールZ」。一時は製作中止も報道されたが、同じ20世紀フォックス配給の映画「Max Payne」(10月全米公開)上映時に予告編の放映が決定するなど、製作は順調に進んでいるようだ。

これまで孫悟空役のジャスティン・チャットウィンがバックパックを背負っている撮影風景などが海外のネットメディアで紹介されたほか、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で一部の画像が公開されていたが、新たにチリのサイト「NERDORAMA」が予告編のキャプチャー画像を掲載した。

このキャプチャー画像では、孫悟空やチョウ・ユンファ扮するアロハシャツを着た亀仙人とともに、これまで公開されていなかったジェームズ・マースターズが演じるピッコロと思しき人物も確認できる。しかし、その原作とかけ離れた姿に、ファンからは賛否が噴出している。

今作で登場するピッコロはジェームズ・マースターズのインタビューなどから初代ピッコロ大魔王と推測されているが、今回のキャプチャー画像で明らかになったのは、肌の色が原作通りの緑ではなく肌色で、触角までないというもの。さらに黒いレザーの戦闘服に身を包んでおり、「スター・ウォーズ」や「スター・トレック」に出てくる悪役のような雰囲気となっている。「ドラゴンボールZ」の画像であることを知らなければ誰を表現しているか分からないほどだ。

そのため、日本のネットでは「何星人だよ」「せめて色くらいは緑にするべき」「原作ファンに申し訳ないと思わないの?」などの批判が出ているが、その一方で「実際真緑ならギャグにしかならんだろ」「でも正直、原作をまんま実写化したら違和感ありまくりだからな…」などの冷静な指摘もあるようだ。

さらにチリのファンもこの画像を見て落胆しており、「NERDORAMA」には「なんだこのピッコロは。クソ映画だ」「このクソのような画像は大きな期待を抱いていた気持ちを台無しにした。すべて監督のジョークであることを祈る」などの声が寄せられている。

このキャプチャー画像は現在、20世紀フォックスの申し出により削除されてしまっているが、いち早く世界中のファンを失望させてしまった模様。とはいえ、どんな内容になっているのかはやはり気になるところだ。

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