松井大輔選手がフランス誌の表紙に、リーグ代表4選手とともに。

2008/08/10 13:51 Written by コジマ

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新戦力を整え、欧州各国のサッカーリーグが8月に続々と開幕する。その先頭を切るのが、松井大輔選手(サンテティエンヌ)や伊藤翔選手(グルノーブル)が所属するフランスのリーグ・アンと、中村俊輔選手(セルティック)や水野晃樹選手(同)が所属する英スコットランドのスコティッシュプレミアリーグだ。特に松井選手と中村選手はリーグを代表する選手となっており、その活躍が今季も注目されている。

こうした中で、ルマンからサンテティエンヌに移籍した松井選手が、リーグを代表する4選手とともにフランスのサッカー専門誌フランスフットボール開幕特集号の表紙を飾った。欧州サッカー界で最高権威を誇る賞「バロンドール」の主催者として知られる同誌、毎年発行している開幕特集号では新シーズンの注目選手が表紙を彩るのが恒例だ。一昨季はフランス代表の守護神グレゴリー・クペ選手(当時リヨン)、昨季は「ジネディーヌ・ジダンの正統後継者」と呼ばれる同代表MFサミア・ナスリ選手(同マルセイユ)が選出されている。

残念ながら、クペ選手はアトレティコ・マドリード、ナスリ選手はアーセナルに移籍してしまい、そのほかにもフランス代表DFセバスティアン・スキラチ選手(リヨンからセビージャへ)、カメルーン代表MFアシル・エマナ選手(トゥールーズからベティスへ)、スウェーデン代表FWヨハン・エルマンデル選手(トゥールーズからボルトンへ)など国外リーグへの流出が相次いだが、その一方で元フランス代表MFクロード・マケレレ選手(チェルシーからパリ・サンジェルマンへ)らが国内に復帰した。

今回の表紙には、その中の元フランス代表MFリュドビク・ジュリ選手(ローマからパリ・サンジェルマンへ)と同21歳以下代表MFヨアン・グルキュフ選手(ミランからボルドーへ)の2人に加え、国内移籍した同代表MFアテム・ベン・アルファ選手(リヨンからマルセイユへ)、カメルーン代表MFジャン・マクン選手(リールからリヨンへ)が選出。そのそうそうたる面々とともに、松井選手が飾っているのだ。

松井選手の新天地であるサンテティエンヌは、リーグ優勝10回の古豪。2部に落ちるなど一時は低迷が続いたが、昨季は5位に食い込み、UEFA杯への出場を決めている。今季に向けて大黒柱のパスカル・フェインドゥーノ選手(ギニア代表)やエースのバフェティンビ・ゴミス選手(フランス代表)らの残留、松井選手やDFシルバン・モンソロー選手(元モナコ)ら新戦力の獲得に成功した。

王者リヨンを崩す最右翼はボルドーとマルセイユとされているものの、リーグ・アンの台風の目として注目されている。ただ、8月9日に行われたバランシエンヌとの開幕戦は0-1で敗れてしまった。

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