アップルの「iPhone 3G」ホワイトモデルに「ひび」報告が相次ぐ。

2008/08/01 23:50 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


7月11日の発売日には各地で行列ができ、メディアの報道も過熱したアップルの「iPhone 3G」。あれから2週間以上が経過し、いまでは量販店やソフトバンクショップでも普通に購入できるなど、だいぶ落ち着きを見せてきている。

「iPhone 3G」購入後のユーザーの反応はさまざま。多数のブログやSNSの日記などに購入報告やレビューが掲載され、思い思いの反応を見せているが、その使い勝手をめぐり「革新性に満ちた素晴らしいガジェットを購入できた」と歓喜する人がいる一方で、「まったく使い物にならない。早く機種変更したい」と購入したことを後悔している様子の人も少なくない。対極的な反応が見られるのは、ガジェットを使い込むのに慣れているか否か、もっと言えば制限された機能を楽しいと思えるストレス耐性があるか否かの違いだろう。「iPhone 3G」が素晴らしい製品であることは明らかだが、日本の携帯電話ほどユーザーに親切な作りではない点は、ある程度理解しなくてはならない。

さて、そんな「iPhone 3G」に、使い勝手の議論とは全く別の、新たな問題が発生している。主に海外から報告が相次いでいる事象だが、「iPhone 3G」のホワイトモデルに「ひび」が入るというトラブルが発生している模様だ。

CNETなどの情報によると、「iPhone 3G」の背面を覆うプラスチック部分に、小さな「ひび」が入ったというユーザーの声がアップルのコミュニティ界隈で相次いでおり、証拠写真が次々とアップロードされている。写真を見る限りでは機能的な意味での実用上は全く問題なさそうなレベルの「ひび」ではあるが、見た目の美しさがユーザーの所有欲を満たす一要素となっているアップルの製品だけに、「ひび」にショックを受けているユーザーが多いようだ。

現時点では、日本のユーザーから「ひび」に対する怒りや悲しみのまとまった声は出ていないものの、これから使用していく中で、同種の問題に突き当たる可能性は否定できない。なお、アップルからはこの問題に対するリアクションはなく、回収や交換が行われるかどうかも不透明な状態だ。

「iPhone 3G」のホワイトモデルのユーザーは、一度、「ひび」が入っていないかチェックしてみたほうが良いかもしれない。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.