「辞めろ、去れ、死ね」批判も星野監督「なんにも変っていませんよ」。

2008/08/30 14:59 Written by Narinari.com編集部

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北京五輪での惨敗以来、ファンやマスコミ、プロ野球OBからも批判を浴び続けている星野監督。五輪閉幕から1週間が経過した今もなお、依然として批判は収まらず、擁護論はほとんど見られない状況だが、そうした批判について星野監督が公式サイト「星野仙一のオンラインレポート」で言及している。

8月29日に更新された「星野はなんも変わっとらんぞ」と題した記事によると、公式サイトを運営する事務局には多数の批判が寄せられており、星野監督曰く「『批判はあたりまえじゃ』『反省せえっ』『失格じゃ』『辞めろ』『去れ』『死ね』といった声でいっぱいらしい」。実際にこうした批判を目にし、「今はふと、いろいろいいたい放題な話や記事を、そういう人たちのことを読む人はどう思いながら読むのだろうと思う」と考えさせられているようだ。

また、「田淵と浩二とベンチでもめたっていうような話も出まわっているようだけれど、なんでおれが田淵と浩二ともめたり、ケンカしなくてはいけないんだ」と、一部報道で出たというコーチ陣の不仲説を一蹴。そして最後は「みなさんにはいっておきたい。『星野はこれまで通り、なんにも変っていませんよ』」と結んでいる。

今はどのような発言をしても突っ込まれる時期のため、仕方がないところではあるが、この文章を読んだファンからは再び批判が噴出。「コーチがケンカするくらいやれというのが分からないのか」「田淵コーチの指示が悪いことは報道で明らかになっているのに、それを叱る関係にないのが悪い」といった「仲良しコーチ」への不満のほか、締めの「なんにも変わっていない」という一言に対し、「変われと言っているのに」「星野監督には何を言ってもダメだ」と、半ば諦めムードすら漂い始めている。

ファンがこれだけ過熱するのは、五輪での惨敗を引きずっているというよりも、半年後に控えるWBCを心配する想いが大きいからにほかならない。すでに星野監督は、内々にWBCへの監督就任を要請されていることを明かしているが、「変わらない」ことを是とする星野監督に、ファンの心配は募るばかりだ。

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