「崖の上のポニョ」公式サイトに100万人が訪問、ジブリでは過去最高。

2008/08/27 11:47 Written by モノメトロ編集部

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V公開初週から6週連続でランキングのトップを快走し、早くも興行収入が110億円を突破したスタジオジブリの映画「崖の上のポニョ」。その勢いは公式サイトへの訪問数にも現れており、スタジオジブリ作品では過去最高記録となる99万5,000人が訪問したことが明らかになった。これに引っ張られるように、スタジオジブリの公式サイトへの訪問数も激増、前月の約10倍の訪問数を集めている。

ネットの利用動向を調査するネットレイティングスによると、スタジオジブリ作品の公開月の公式サイト訪問数は、2004年11月公開の「ハウルの動く城」が70万1,000人、2006年7月公開の「ゲド戦記」は44万4,000人。この数字との比較からも、「崖の上のポニョ」の公式サイトが訪問数を伸ばしていることがよく分かる。

訪問者の内訳をみると、女性が57%を占め、年齢別では30代(34%)、40代(29%)の比率が高い。また、今年上半期の邦画興行収入で1位となった「相棒-劇場版-」の公式サイトは男性比率が高く、40代以上が過半数を占める結果に。一方、6月末に公開され大ヒットした「花より男子ファイナル」は85%が女性、19歳以下が38%を占めるなど、映画の公式サイトの訪問者属性は、内容によって大きく異なるという特徴が浮き彫りになった。

ネットレイティングスの萩原雅之社長は、今回の調査結果について「映画の公式サイトは表現やデザインに工夫が凝らされ、映画公開に合わせて多くの訪問者を集める人気コンテンツ。『相棒-劇場版-』の興行収入は44億円、『花より男子ファイナル』は約70億円、『崖の上のポニョ』は約100億円となっており、劇場での観客動員数と映画公式サイトの訪問者数との間には一定の相関も見られるようだ」と分析している。

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