ドランクドラゴンの鈴木拓、妻ともども相方の塚地武雅に頭上がらず。

2008/08/25 22:04 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


フジテレビ系「はねるのトびら」のレギュラーを掴んだのをきっかけにメジャーへの階段を上ったお笑いコンビのドランクドラゴン。お笑い番組やバラエティ番組に出演するコンビとしての仕事のほかに、ボケ担当の塚地武雅はピンで俳優の仕事をどんどん増やし、その都度評価を高めている。現在は単発ドラマ「裸の大将」シリーズ(フジテレビ系)の山下清役や、連続ドラマ「シバトラ〜童顔刑事・柴田竹虎〜」(同)に出演し、11月には主演映画「ハンサム★スーツ」が公開される予定だ。

そんな活躍目覚ましい塚地武雅に比べると、相方の鈴木拓は全くパッとしない。「はねトび」でもキャラクターが弱く、また、バラエティ番組に出演しても気の利いたコメントができず、ライブでするネタもすべて相方頼り。そうした誰の目にも「塚地武雅におんぶにだっこ」の状態は鈴木拓も自覚しているところで、たびたびテレビなどで自虐的に自分の置かれている状況を語り、冷ややかな笑いを誘っているが、8月25日に更新された公式ブログ「相方に捨てられるその前に…」のエントリー「夫の威厳」で、鈴木拓(とその妻)の立場についてつづっている。

このエントリーによると、鈴木拓はドランクドラゴンを結成してから13年間、コントや漫才のネタを作ったことがないそう。そのため周囲の人は塚地武雅に「早く解散しろ」と促していて、さらに「僕と仲の良いアンガールズの田中でさえ『俺が拓さんの相方だったら絶対解散している!』とはっきり言いました」と、友人もコンビを続けていることに疑問を感じているのだという。

そんな2人のお笑い芸人としての力関係ながら、ドランクドラゴンのギャラは「塚っちゃんの好意で折半にしてくれています」「どんなに塚っちゃんがドラマに出ようと映画にでて主役をやっても半額になってしまいます」と、塚地武雅はピンの仕事で稼いだお金の半分を鈴木拓に分け与え、生活を支えている。鈴木拓もさすがに悪いと思っているようで、「僕から見ても塚っちゃんが気の毒に見えます」とつづるほど。

この現実を鈴木拓の妻も重く受け止めていて、ことあるごとに「なにか塚地さんに贈り物したほうが……」と言うのだとか。「そんなことしなくていい」と言うと、頭を叩かれ「オメーが解散されたら何ができんだよ!」と厳しい言葉を投げかけられたこともあったそうだ。

そして、こんなエピソードを紹介している。

鈴木拓の妻はタバコが嫌いで、車では「誰にもタバコは吸わせないで!」と念を押されていたそう。でも、ヘビースモーカーの塚地武雅が同乗した際に車内でタバコを吸ってしまい、後にニオイで妻にバレてしまったのだが、その際、鈴木拓は妻から「塚地さんなら仕方ないか!どうせ塚地さんが働いた金で買った車だからいいか……」と言われてしまった。鈴木家においては、「夫の威厳」はまったく存在していないようだ。

鈴木拓のブログは「相方に捨てられるその前に…」のタイトルの通り、終始自虐的な内容がつづられており、半分はネタ化しているのだが、今回のエントリーは塚地武雅の人の良さと、鈴木拓の妻の、塚地武雅への気の使いようが際だつ内容となった。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.