五輪野球の準決勝目前、韓国の金広鉉投手は「日本大したことない」。

2008/08/21 16:07 Written by Narinari.com編集部

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キューバ、韓国、米国を相手に星を落とし、マスコミやファンが思い描いていた以上の苦戦を強いられている星野ジャパン。好投を続ける投手陣に支えられる形で辛うじて準決勝進出(予選4位)を決めたものの、凡打の山を築く打線は深刻な状況で、特に打撃を買われて選出されたはずの村田修一内野手(横浜)は打率.095、G.G.佐藤外野手は打率.188、阿部慎之助捕手は打率.105と目も当てられない成績だ。また、ほかの選手も、例えば里崎智也捕手は打率.071、青木宣親外野手は打率.250、稲葉篤紀外野手は打率.250と本調子にはほど遠く、星野ジャパンが苦戦する大きな要因となっている。

それだけに、打線が奮起しない限り、22日に行われる準決勝の韓国戦も厳しい戦いになるのは間違いない。対戦相手もそう感じているようで、予選の韓国戦(8月16日)で対戦し、準決勝でも先発すると見られている韓国の金広鉉投手からは、星野ジャパンの打線に対して辛口の発言が飛び出している。

「日本の打者と相対したが、大したことないように思えた。抑える自信はある」(朝鮮日報より)

「大したことない」とまで見下されてしまったが、実際、数字が伴っていないだけに、そう思われても仕方がないのが悔しいところ。ただ、この発言が1989年の日本シリーズでの、近鉄の加藤哲郎投手による球史に残る失言「巨人はロッテより弱い」のフレーズを思い起こさせるため、星野ジャパンの意地に期待するファンの声もチラホラと見られる。

ちなみに、日本と韓国の「予選で日本が負け、準決勝で再び対戦」のパターンは2006年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)と同じ。WBCでは、予選で日本が2度韓国に負けたものの、準決勝では勝ち、最終的には世界一の栄冠を手にした。この時の戦いと今回をだぶらせて煽る韓国メディアもあるが、果たして北京五輪の野球、準決勝の試合後に笑うのはどちらの国になるだろうか。

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