低調の中日に指揮官交代説、次期監督に立浪和義内野手が浮上。

2008/07/24 23:58 Written by コジマ

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混戦のパ・リーグに対し、セ・リーグは阪神の独走状態。その原因の1つとして挙げられるのが、落合博満監督率いる中日の失速だ。12勝12敗の7位で終えた交流戦以後は8勝13敗と大きく負け越しており、同13勝8敗の巨人に2位を明け渡している。また、7月9日には広島にサヨナラ負けし、2004年の落合監督就任以来、最速の77試合で自力優勝の可能性が消滅した。

こうした中、契約最終年の今季限りで落合監督との契約を延長せずに新監督を迎えるプランがあり、その候補として「3代目ミスタードラゴンズ」こと立浪和義内野手の名前が浮上していることを内外タイムスが報じている。

同紙は、選手が方針に反感を持つなど落合監督の求心力が低下していることなどを紹介したうえで、スポーツ紙の中日担当記者による「昨年のように、プレーオフから逆転日本一になるような奇跡がなければ、落合監督の再契約はないと思う」(内外タイムスより)という分析を掲載。また、球団関係者はもし日本一になっても契約を延長しないとの見解を示したという。

その後継者に浮上した立浪選手は、06年途中から代打へ転向し、今季からは打撃コーチを兼任している。球団史上最高の減棒額を受け入れながら代打を務めていることについて、各メディアやファンからは「監督修行」として意見が一致しているが、即監督就任については可能性が低いだろう。

同紙も「いきなりの監督就任に立浪本人が難色を示すケースはある」という担当記者の意見を紹介しているが、ファンからの人気が低く選手の求心力も低下しているという落合監督に対し、ファンの人気も高く、若手、ベテランに限らず的確なアドバイスを送って選手からの信頼が厚い立浪選手の監督就任は、経営面からも球団が望んでいることと指摘した。

05年に梅宮アンナとの不倫が報じられた際に、球団関係者から「将来、指導者になれなくていいのか」と破局を命じられたという立浪選手。来季かどうかは分からないが、将来、中日の指揮を執ることは間違いないようだ。

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