「変態報道」余波か、iチャネル提供元が毎日新聞から日テレに変更。

2008/07/24 16:20 Written by Narinari.com編集部

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毎日新聞の英語版サイト「Mainichi Daily News」のコーナー「WaiWai」から、世界に向けて発信されていた「変態ニュース」をめぐる問題。すでに各所で報じられている通り、7月20日には検証記事と、「今回の問題で失われた信頼を取り戻し、全力を尽くす決意です」とのお詫びを公開、毎日新聞としては問題に一応の区切りを付けた格好だが、この問題の余波とも思われる新たな動きが出てきた。

毎日新聞はNTTドコモが提供している「iチャネル」にニュースを提供しているのだが、8月1日に「iチャネル」がリニューアルするのに伴い契約を終了、代わって日本テレビが提供元になることが判明した。その理由に関しては明かされていないものの、「変態ニュース」問題が発覚した当初からネットでは「iチャネル」の解約を促す動きが活発化しており、提供元の選定に少なからず影響を与えたものと推察される。

ちなみに、毎日新聞が「iチャネル」の提供元になったのは、2006年8月25日のリニューアルのタイミングから。それまでの読売新聞から切り替わる形で「iチャネル」への記事提供がスタートしたのだが、今回のリニューアルによって毎日新聞は約2年間で「iチャネル」への配信を終えることになる。

なお、毎日新聞のウェブサイト「毎日jp」は、問題発覚後に他社の広告が入らなくなり、現在もまだ自社広告のみが表示される状態だ。広告の取り下げ、そして「iチャネル」の契約終了。毎日新聞のネットの収益モデルが崩れてきた。

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