田中義剛の「花畑牧場」を脅迫した男逮捕「生キャラメル売れ」。

2008/07/14 17:25 Written by Narinari.com編集部

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タレントの田中義剛が、北海道十勝支庁河西郡中札内村に花畑牧場を開設したのは今から15年前のこと。当初は「タレントの副業」程度に見られることも多く、また、一時は負債が4億円を超えるほど経営も逼迫していたが、いまや年商40億円を誇る伸び盛りの企業へと成長、その成功物語の原動力となっているのが、口どけが優しく、歯に付かないと評判の「生キャラメル」だ。

花畑牧場の「生キャラメル」は新千歳空港の土産物売り場や通販サイトなど、限られた販路でのみ購入できる商品。在庫がすぐになくなり、売り切れの状態が続くことも多いため、なかなか手に入らない商品としても知られている。各地のデパートなどで行われる「北海道物産展」の類には頻繁に出店しているが、それも午前中には売り切れてしまうほど、いまや「北海道スイーツの代表格」といっても過言ではない。

こうした成功から、田中義剛とともに「生キャラメル」がメディアに取り上げられる機会が増えているが、不幸にも、過熱する「生キャラメル」ブームに絡んだ事件が起きてしまった。北海道新聞などによると、「生キャラメルを30個くらい欲しい」と29歳の男が電話で申し入れてきたが、1人5個までの販売制限をかけているために花畑牧場が拒否。すると男は右翼団体名を名乗り、「バスに乗って、黒い服着て、ヘルメットかぶって行くぞ」と脅迫したという。ただ、男はすぐに逮捕され、幸いにも被害は出なかった。

逮捕された男は警察の取り調べに対し、「贈答品に欲しかった」と供述しているそうだ。

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