「好きなスポーツ選手」でイチロー4連覇、伊達公子もトップ10入り。

2008/07/11 23:23 Written by コジマ

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多くの感動を与えてくれるスポーツ選手。近年はさまざまな種目で世界で活躍する日本人選手が増加しており、今年は北京五輪が開かれることからその注目度はいっそう高まっている。こうした中で、中央調査社の「人気スポーツ調査」の結果が発表され、「最も好きなスポーツ選手」で米大リーグ、シアトル・マリナーズのイチロー外野手が過去最多となる得票率24.9%で4年連続の1位に輝いた。

この調査は、同社が1993年から毎年行っているもの。16回目となる今年は6月6〜15日に全国の20歳以上の男女を対象に、スポーツに関する8項目を個別面接聴取法で聞いた。有効回答者数は1261人だった。

「最も好きなスポーツ選手」で4連覇を達成したイチロー選手は、男性(回答総数463人)で25.9%、女性(同458人)で23.8%、年代別でもすべてで20%以上の支持を受けてトップとなった。男女別、年代別でも得票率10%以上はイチロー選手だけという圧倒的な人気となっている。

2位と3位は昨年と変わらず、ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜外野手と長嶋茂雄・巨人終身名誉監督だったが、前回4位だったボストン・レッドソックスの松坂大輔投手は14位に後退。代わって、前回11位だった元サッカー選手の中田英寿氏が4位となり、サッカースコットランドリーグ、セルティックの中村俊輔選手も6位から5位に上昇している。

このほか、水泳の北島康介選手が6位で05年調査以来となるトップ20入りを果たし、現役復帰したテニスのクルム伊達公子選手(10位)とゴルフの石川遼選手(12位)が初のトップ20入り。外国人選手では唯一、ゴルフのタイガー・ウッズ選手(11位)がランクインした。

一方、「好きなプロスポーツ」では13年連続でプロ野球が1位だったが年々減少傾向にあり、2位のプロサッカー(Jリーグ)も3年連続で減少。代わってプロゴルフ(4位)が増加傾向にあるようだ。「一番好きなプロ野球チーム」で1位の巨人も減少傾向にあり、楽天が前回の7位から4位に躍進。リーグ別ではセ・リーグの人気が高いものの、パ・リーグの人気が3年連続で増加している。また「一番好きなJ1サッカーチーム」では浦和が昨年に続いて1位だったが、こちらも減少傾向。鹿島が前回の6位から2位に上昇した。


☆人気スポーツ調査 最も好きなスポーツ選手 トップ15(中央調査社調べ)
1位 イチロー(野球) 24.9%
2位 松井秀喜(野球) 7.7%
3位 長嶋茂雄(野球) 4.2%
4位 中田英寿(サッカー) 3.9%
5位 中村俊輔(サッカー) 3.6%
6位 金本知憲(野球) 3.4%
7位 北島康介(水泳) 2.9%
8位 浅田真央(フィギュアスケート) 2.3%
9位 王貞治(野球) 2.1%
10位 クルム伊達公子(テニス) 1.8%
11位 タイガー・ウッズ(ゴルフ) 1.5%
12位 石川遼(ゴルフ) 1.4%
12位 谷亮子(柔道) 1.4%
14位 松坂大輔(野球) 1.1%
15位 星野仙一(野球) 1.0%

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