ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞した映画「初恋のきた道」や、アカデミー外国語映画賞に輝いた映画「グリーン・デスティニー」に出演し、アジアを代表する女優となった香港のチャン・ツィイー。日本でも木村拓哉（「2046」）やオダギリジョー（「オペレッタ狸御殿」）との共演や映画「SAYURI」への出演が話題となったほか、花王のヘアケア製品「アジエンス」のCMでもおなじみだ。

そんなチャン・ツィイーが来年結婚することを、香港の各紙が伝えている。お相手はイスラエルの実業家ビビ・ネボ氏。タイム・ワーナーやワインスタイン・カンパニーの大株主で、ハリウッドに大きな影響をもたらす実力者として知られている。

以前は英モデルのケイト・モスとの熱愛が噂になったネボ氏だが、昨年1月に米プロバスケットボールNBAの試合をチャン・ツィイーと観戦していたことにより、交際が発覚。チャン・ツィイーは同年5月のカンヌ国際映画祭で交際を認める発言をしたほか、今年に入ってからイベントに出席した際に着けていた大きなダイヤの指輪が「婚約指輪」として話題となっていた。

7月8日に米サンバレーで開かれた大手投資銀行の会議に2人そろって出席し、ネボ氏が集まった記者団に対してチャン・ツィイーと婚約したことを表明。さらに来年にも結婚する予定であることも明かしたという。

チャン・ツィイーはすでにワインスタイン・カンパニーで主演映画の製作が3本決定しており、ハリウッドへの多大な影響力を持つネボ氏との結婚によって、今後はハリウッド作品出演がさらに増加するかもしれない。