オダギリジョー＆香椎由宇のカップルをはじめ、松たか子、麻生久美子と続いた昨年末の芸能人結婚ラッシュにトドメを刺す形で、今年元日にスポーツニッポンが大々的に報じた、加藤あいと中田浩二選手の結婚報道。二人の交際は2004年に「週刊女性」が「加藤あい 元日本代表と『癒し愛』のなかだった！」と報じたのをきっかけに知られるようになり、その後も写真週刊誌などで話題になることもしばしばだった。そんな2人に、破局報道が飛び出している。

2人の交際がスタートした頃、中田選手は鹿島アントラーズ（茨城県鹿嶋市）に所属しており、加藤あいの住む東京とは「往復300キロの恋」。でも、中田選手は2005年にはフランス1部リーグのマルセイユに移籍、さらに2006年にはスイス1部リーグのバーゼルに移籍し、その距離は伸びて「往復28,000キロ」（※マルセイユもバーゼルも、東京からの距離は同程度）という「超遠距離恋愛」になっていた。そのため一部では破局説も流れたが、実際には距離に負けることなく愛を育んでいたようで、2008年、ついに結婚に向けて具体的な動きが出始めたというのが、件の結婚報道だ。

スポーツニッポンは元日の時点で、2人は双方の親族にも報告を済ませ、1年後くらいを目標に、早ければ秋頃には結婚をする計画を立てているとし、中田選手がバーゼルとの契約が切れて鹿島に復帰する青写真を描いていた6月以降に結婚の準備が本格化するとしていた。

その後、中田選手は鹿島に復帰。4月に右ひざを手術して、7月13日にようやく復帰戦に臨む予定だ。日本に帰国して、2人の「距離」がグッと近くなったので結婚にまた一歩近づいた……となるはずだったのだが、5日付けの日刊スポーツが2人の破局を報じている。同紙によると、破局の理由は「お互いがそれぞれの仕事を頑張ることを選びました。発展的な別れ」（加藤あいの関係者の話）だという。

加藤あいは多数のCMに出演するなど、女優業も好調。中田選手も移籍して心機一転、日本代表として2010年のW杯を目指している。破局を乗り越え、頑張って欲しいものだ。