英警察ヘリがUFOとドッグファイト? 果敢に追跡も燃料切れで断念。

2008/06/20 23:57 Written by コジマ

このエントリーをはてなブックマークに追加


近年、関連書籍やゲームなどが人気となり、再び脚光を浴びているUFO(未確認飛行物体)。世界で初めて目撃されたといわれる米国の「ケネス・アーノルド事件」から60年目を迎えた昨年は、国会で初めてUFOに関する答弁が行われ政府がその存在を公式に否定したほか、町村信孝官房長官が「絶対いると思っている」との持論を展開したことが話題になった。

さらに、今年6月16日まで東京・お台場の日本科学未来館で「エイリアン展」が開催され、好評を博した。この「エイリアン展」は2005年にロンドンで初公開されたもので、米国、フランス、スペインに続いての日本上陸だったのだ。「エイリアン展」の応援団長に就任した中川翔子は、UFOの存在は否定しているものの「エイリアンは絶対にいる」としている。

その「エイリアン展」の本家である英国で、警察隊のヘリコプターがUFOと遭遇したことを英紙デイリー・テレグラフが伝えている。同紙によると、6月7日に警察隊のヘリがウェールズの首都カーディフ近くにある国防省の基地に戻ろうと上空約150メートルの地点で待機していたところ、機体の下方から謎の飛行物体に猛突進を受けたのだとか。

“攻撃”をなんとかかわしたヘリは果敢に追跡を開始したが、カーディフから南のブリストル海峡まで追いかけたものの燃料切れで断念。謎の飛行物体は対岸の北デボン海岸方面(イングランド南西部)に飛び去ったという。3人の乗組員からこの報告を受けた南ウェールズ警察は、関係当局に調査を依頼している。

昨夏には米国でアダムスキー型UFOのような円盤型自家用飛行機「M200G」がMoller International社から発表されたが、この機体の浮上可能高度はたったの3メートル。今回の飛行物体は「M200G」との勘違いではないようだ。ちなみに、北デボン海岸では潮流の力を利用したタービン発電技術の実証実験が行われている。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.