ドラマ「ラスト・フレンズ」最終回は22.8%、初回からグングン上昇。

2008/06/20 11:38 Written by Narinari.com編集部

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DVや性同一性障害など、シェアハウスに集う若者に巻き起こる衝撃の展開が話題を呼んだドラマ「ラスト・フレンズ」(フジテレビ系)。長澤まさみ、上野樹里、瑛太、錦戸亮、水川あさみといった若手の人気中心の同作は、放送前はそれほど視聴者の期待を背負ってはいなかったが、19日に放送された最終回では22.8%を記録、全11回の平均視聴率も17.7%と高い数字でフィニッシュを迎えた。

「ラスト・フレンズ」の初回は13.9%からスタート。通常、連続ドラマは初回が高く、2回目から中盤にかけて数字を落とす傾向があるが、「ラスト・フレンズ」は第2回で15.9%に数字を上げ、さらに第5回で19.9%まで上昇するなど、この時点で「ラスト・フレンズが面白い」という口コミがネットでも広まりを見せていた。

その後、16〜18%台の小康状態を続けていたが、第10回で初の大台超えとなる20.7%を記録。「春ドラマ」で圧倒的な強さを誇っていた「ごくせん」(日本テレビ系)、「CHANGE」(フジテレビ系)と共に「春ドラマ3強」の一角を担うことになった。ちなみに、先週放送分の比較では、「ごくせん」が17.6%、「CHANGE」が19.1%まで数字を下げたため、20.7%の「ラスト・フレンズ」が3強のトップに立つという、放送開始前には全く予想されなかった事態に。

ストーリーのキーとなっていたDV男の及川宗佑(錦戸亮)が第10回で自殺。盛り上がりのピークを越えてしまった最終回は、まとめの色合いが濃すぎて消化不良だったという視聴者の声もチラホラと見ることができるが、全体的には大成功に終わったと言える。

なお、「ラスト・フレンズ」は当初予定よりも1回分放送が伸びることが決定しており、来週(6月26日)は特別編の「もうひとつのラストフレンズ」が22:00〜23:24に放送される予定だ。

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