売れてからも頻繁に食事したり、メールで連絡し合ったりと、業界内でも仲の良さが評判だったお笑いコンビ、オセロ。ボケ担当の松嶋尚美は先日、熱愛が報じられていたロックバンド「MARSAS SOUND MACHINE」のボーカル、ヒサダトシヒロと結婚し、挙式の模様が各局で放送されたが、その席に相方である中島知子の姿はなかった。

現在も「バニラ気分！・マツケン・今ちゃん・オセロのGO！GO！サタ」（フジテレビ系）など3本の番組に2人そろってレギュラー出演しているものの、不仲説が取りざたされたのは今年5月のこと。「週刊現代」によって、レギュラー番組の1つである「知っとこ！」（TBS系）の生放送直前に衣装をめぐって双方のマネジャーが争ってから、「冷戦状態」であると伝えられた。

さらに、この事件以降、楽屋も別になり、本番以外での会話もなくなったといわれているが、不仲になった背景には松嶋尚美の独立があるのだという。松嶋尚美は昨年9月末に個人事務所「ステッカー」を設立し、オセロの活動は以前の所属事務所である松竹芸能、個人の仕事はステッカーと松竹芸能の親会社である松竹がマネジメントするという手法をとっている。独立の原因は、女優もしている中島知子とのギャラ格差に不満を持ったことが有力視されているようだ。

こうした背景を踏まえ、中島知子が相方の挙式に出席しなかったことについて、内外タイムスは「晴れの挙式に15年も一緒にいる相方の中島が出席しないなんてあり得ない。とりあえず、中島はバラエティー番組に出演し松嶋に花束を渡したが、会話がどことなくよそよそしかった」などの業界関係者の話を紹介し、「今後はピンの活動に絞っていく可能性が高そうだ」と報じている。

6月19日発売の「女性セブン」が「オセロ松嶋尚美・相方中島知子呼ばない結婚式8か月めの白黒」と題した記事を掲載することから、中島知子が欠席したわけではなく、松嶋尚美が招かなかった可能性が高い模様。いずれにせよ、今回で不仲説を裏付けることになってしまったことは確かだ。ちなみに、「goo」が6月3日に発表した「ピン芸人でも活躍できそうなコンビ芸人のメンバーランキング」で松嶋尚美が4位に入ったが、中島知子はトップ20入りを果たせなかった。