早くも「阪神が横浜三浦獲り」報道、今オフのFA選手をチェック。

2008/06/17 15:25 Written by Narinari.com編集部

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毎年、シーズン中から紙面を賑わせるFA選手の動向。ほとんどの場合は、FA権を保有する選手や立場ある球団関係者がシーズン中に口を開くことはないため、ファンもそうした事情を分かった上で憶測記事を楽しむのが恒例となっているが、今年もまだ6月にも関わらず、17日付けのデイリースポーツが「阪神が三浦獲りへ!今オフFAの目玉や」と報じている。昨年FA権を再取得し、6年間の長期契約が終了となる三浦投手がFA権を行使すれば、獲得に動く可能性があるという。

この報道を受け、阪神の公式サイトにある掲示板「ボイス」でも議論が白熱。「素直に歓迎する」という補強賛成派の声もある一方で、現時点では「できれば、三浦投手は、横浜に残留してほしい」「番長は横浜残留のほうがいいと思う」「横浜の顔ですからね。生涯横浜でやってほしい」といった補強否定派の声のほうが大きいようだ。近年、阪神はFAで大物選手を補強する動きが目立つが、チームが強くなることは素直に喜びつつも、巨大戦力化していくことに戸惑いを隠せないファンも多い。そのため、公式サイトやmixiのコミュニティなどでは、補強賛成派と補強否定派が五分五分の議論を戦わせるのが常となっている。

さて、三浦投手はFA権を再取得して行使をしていないパターンだが、こうした「昨年末時点でFA権を有しながら残留」している選手とは別に、注目される「2008年にFA権を取得する有力選手」は誰なのか、簡単にまとめておこう。

◎2008年にFA権を取得する選手(予定者含む)
上原浩治投手(巨人)
二岡智宏内野手(巨人)
川上憲伸投手(中日)
荒木雅博内野手(中日)
井端弘和内野手(中日)
中村紀洋内野手(中日)※
野口寿浩捕手(阪神)※
東出輝裕内野手(広島)
稲葉篤紀外野手(日本ハム)※
大村直之外野手(ソフトバンク)※
※は再取得

今年も例年に劣らず大物揃い。上原投手は4月7日時点で事実上のメジャー挑戦を表明しているが、態度表明をしているのは上原投手のみ。ただ、上原投手も今シーズンは1軍で活躍をしていないため、権利の行使を含めて不透明な状況だ。

そして、今オフの目玉になりそうなのが中日の選手たち。中日に入団した経緯から中村選手がFA権を行使するとは考えにくいが、川上投手、荒木選手、井端選手の看板選手3名がFA権についてどう考えているのかは、中日ファンのみならず、野球ファンにとっても大きな関心事だ。

今後、シーズンが中盤から後半に差し掛かるに従って、有力選手のFA動向がスポーツ各紙の紙面を賑わせることになるかもしれない。どの選手にどの球団が関心を寄せているのか、ファンは要チェックだ。

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